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日本酒の水

写真は、島根県安来市広瀬町の吉田酒造の仕込み水。

日本酒は主に水。
水できまるといってもよいです。
米は運べばますが、水はなかなかそうもいきません。

さて、日本酒の出来上がりで、吟醸酒や純米酒を好むと書きました。
その水で雰囲気は変わります。
それは、マトリクスではなく、
線分。つまり、硬度です。
硬水か軟水かということです。

先に結論を書けば、わたしは
軟水の方が好きです。
まろやかで飲みやすい。
そして、日本の山は富士山に
代表されるように、なだらかで
雪解け水がほとんどです。
なので、ほとんどが軟水です。

一方、硬水の代表は灘です。
キリッとした感じですね。
「男酒」と言われたりします。

軟水は「女酒」。
福島、京都、福井、東広島あたりの
お酒をよくいただきます。

ただ、軟水で造られた酒は保冷技術が貧弱であった江戸時代は酒が壊れてしまったそうです。
硬水で造られたガツンとくるお酒は江戸時代から人気あったそうです。

明日は、日本酒のお米のことを書きます。

吉田酒造
月山(がっさん)の文字が読める
月山の飲み比べ

水はすべての決め手かと、思います。
水に合わない、合うが大事かとも
思います。

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