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心理的安全性のあるコミュニティってなんだろう

絶賛コミュニティマネジメントについて勉強中のくろです。

今回は先日X(旧Twitter)に投稿したこの件について、私なり深ぼっていこうと思います。

心理的安全性のあるコミュニティとは

そもそも心理的安全性とはなんぞやというところからですが、私は「心を開いている友人といるような状態」というように理解しています。

言葉は少し固くなりますが、日本を代表する企業であるリクルートさんが運営されているサイトでも以下のように記されています。

「心理的安全性(psychological safety)」とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。
組織行動学を研究するエドモンドソンが1999年に提唱した心理学用語で、「チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義しています。メンバー同士の関係性で「このチーム内では、メンバーの発言や指摘によって人間関係の悪化を招くことがないという安心感が共有されている」ことが重要なポイントです。

引用:人材育成・研修 お役立ち情報・用語集(リクルート社)

そしてこの心理的安全性を作る因子としてあげられる言葉が「話助挑新」。話助挑新は以下の4つの因子の頭文字です。

話:話やすさ
純粋に話しやすいコミュニティも大切だけど、反対意見を言いやすいということも大切。(無いと反対意見を言えず悶々としてしまう。)

助:助け合い
ミスをした個人を責めるのではなく、そういう時こそ解決・改善に向けて助け合えるコミュニティ。(無いとミスすることに対して萎縮してしまう。)

挑:挑戦
誰かが新しい挑戦をした時に、その姿勢に対してまずは歓迎してくれるコミュニティ。(無いとメンバーの挑戦心を消してしまう。)

新:新奇歓迎
一般的な意見や考え方に捉われず、新しい視点での意見をまずは歓迎してくれるコミュニティ。(無いと新しい意見や考えの生まれにくい、つまらない場になってしまう。)

自分自身が居心地と感じる場(心理的安全性のあるコミュニティ)をイメージした際、どれも必要な要素ではないでしょうか。

またどれか一つでも欠けてしまうと、アクティブ参加者の減少に繋がってしまうようにも感じます。

コミュニティの焚き火理論とは

さて先日のコミュニティマネージャーゼミの講義では、講師の黒田さんがコミュニティを焚き火に例えてお話をされていました。

私自身まだまだ勉強が足りないなと感じたのですが、このコミュニティを焚き火に例える理論、結構有名?一般的?なようで、「コミュニティ 焚き火」と検索すると色々と出てきます。

もちろん講義の中で黒田さんが仰っていた通りコミュニティを何に例えるかに正解はありませんが、焚き火に例える考え方は前述の「心理的安全性のあるコミュニティとは」と考えた時に非常にはまりがいいように感じました。

1.火種(テーマ)を作る(採取する)
2.焚き火(イベント)を開催する
※焚き火の火を消さないようにイベント設計及びファシリテーションを大切に。
3.新しい火種が生まれる(探す)→1に戻る

黒田さんの話を聞いていて、心理的安全性のあるコミニュティを運営する上で一番大切なことは3の新しい火種が生まれる(探す)ことだと感じました。

そしてそのために大切なことが冒頭の「みんなフラットに話せる」ことだなと。

特定の人ばかりが話をしていて盛り上がっているようなコミュニティに心理的安全性を感じるかと言われると、もちろんその特定の人たちにとっては心理的安定性のある場にはなりますが、コミュニティ全体で考えると違うかなと思います。

またそのような内輪的な雰囲気になりすぎないように気を付けるべき点として、3の部分で新しく入ってきた人から次の火種にするという話も確かになと。

新しく入ってきた人をメインにすることでその人が主体的に参加しやすい状況が生まれるし、これまでの人ばかりの内輪的な感じになりにくいというのは確かになと感じされられました。

まとめ

というわけで今回は、先日のコミュニティマネージャーゼミでの学びもふまえ、心理的安全性のあるコミュニティについて考えてみました。

これまで私自身、コミュニティを何かに例えるとき、空港(多種多様な人が集まる場)をイメージしていることが多かったですが、いざマネジメントしていくとなるとこのコミュニティを焚き火に例える理論はすごくイメージしやすかったです。

私自身特に強く納得されらた、「みんなフラットに話せる点」そして「新しく入ってきた人をメインにしていく」という点を大切にし、参加するメンバー全員にとって心理的安全性のあるコミュニティ運営ができるよう、今後も学び、そして実践していきたいと思います。




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