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スカウトの経験値を数値化する(初出2016年03月06日)

「去年、いったいスカウトにどのような経験を提供できただろう??」
なんてことを、飛行機の中で考えながら居眠りしてました。自己評価に関して、自分の過去と比較すると自分の成長も評価できるので、楽ですよね。

そこで、スカウトたちの経験値を隊で評価する指標があればいいんじゃないかと考えました。
各隊ごとにこんな数値を計算して、おととしと昨年を比較すれば、隊指導者チームの努力が数値として現れるわけですよね。

BVS「スカウト一人につき、活動参加日数」をスカウト人数分足しあげたもの

CS 「スカウト一人につき、サインの数×(活動参加日数+キャンプ泊数)」をスカウト人数分足しあげたもの

BS 「スカウト一人につき、(活動参加日数+キャンプ泊数)×(級カウント数=初級1、2級2、1級3、菊4)」をスカウト人数分足しあげたもの

VS 「スカウト一人につき、(活動参加日数+キャンプ泊数)×(級カウント=ベンチャーバッジ1、ベンチャー章2、隼3、富士4)」をスカウト人数分足しあげたもの

RS 「スカウト一人につき、活動参加日数+キャンプ泊数」をスカウト人数分足しあげたもの

このような指標を作成することで、指導者がスカウトに対してアクションを行っている指標を作ることができるのではないか。また、他団との比較の中から「団運営で、参加するスカウトに対して何が足りないのか」を確認することができるのではないか。

もちろん、団運営では「他に対するアピール」や「リクルートの試み」等が別途必要になるはず。これは別途検討していく必要があるが、団の中でスカウトへの経験値の指標を作ることで、指導者の努力を評価することが可能になり、「隊指導者チーム」の努力をきちんと示すことができるんじゃないかと思われるわけです。

もちろん、様々な指標があることは了解しつつ、上記のようなものなら、すぐに計算できるため、1年間のスカウトの経験値を確認することができる。

この指標は他団との部門同士の比較や、同じ団での年度ごとの比較には適しているんですが、部門ごとの比較は難しい。CSはサインの数という「数十」の単位の数字で計算しているけど、BSは「級を数値化」しているから。経験値にはそのスカウトの「進歩」をからめる必要があるため、このような指標としてみました。

また、スカウトが増えれば、当然数値は上がっていく。スカウト数が少ないと残念な数値になっちゃうわけで、みんなでスカウトを増やしていく努力が必要だってところが、うまく数値に現れるんじゃないかなと思っていたりします。


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