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ベンチャーのレポート作成支援に役立つ書籍(初出2009年11月27日)

妻の友人で、赤木かん子さんという方がいます。

学生時代からもう20年来お世話になっているそうで、数年前妻が仕事を辞めた直後にも、アルバイトとして編集のお仕事や仕事部屋のお掃除などをさせていただきました。

そのかん子さんの新作ということで、妻が手に入れてきた本がこちら(これが新作です)。

お父さんが教える 自由研究の書きかた
この本に「レポートとはなんぞや」ということがとてもわかりやすく書いてあります。ベンチャー連中にこれを1冊渡すと、もうレポートの書き方については説明する必要なし!

実は、この前にもかん子さんはこんな本を作ってくれています。

調べ学習の基礎の基礎―だれでもできる赤木かん子の魔法の図書館学
私は、この中の数ページを、教材として大学生向けのレポートの説明に活用させていただいております。私自身、大学生時代にレポートなんかやってこなかったから、大学院でレポートを書く際にものすごく苦労したんです。

「何を書けばいいのか?」「どうやって書けばいいのか?」

ベンチャーのレポートも同じように感じています。おそらく、ベンチャーの場合、「書き方」と「モチベーションの継続」さえ何とかなっちゃえば、プロジェクトはなんとでもなる。むしろ、この二つを確保できるかどうかで、進級が決まるようなもんだと思っています。

逆に言うと、私からすればその程度のものだから「そんなに無理して、レポートを書いて進級する必要はない」と感じています。レポートを書くことよりも体験して考えることの方が重要。山登りでいえば、山に登ることが重要で、そのあと日記を書いたり、「山行記」を書くことは大して重要ではないのです(黒澤は、山登りは好きではありませんが・・・)。

その辺が、ベンチャー進級制度に対する私の不満です。

しかーし、少なくともこの本達は、レポートに対する意識をとても楽にしてくれます。「あ、こんなこと書けばいいのね」って感じで、とてもわかりやすく説明してくれるのです。それも「お父さんが教える」と題してあるように、「お父さんが子供に説明するため」の本になっており、この視点がこれまた「指導者がベンチャーに」説明するのにぴったり。

かん子さんは併せて、こんな本も作ってくださいました(これも新作)。

お父さんが教える読書感想文の書きかた
これまた、カブ・ビーバーのの夏期キャンプの感想文を書くときに、とても参考になります。この本自体は読書感想文を子供に書かせるために保護者が考えておくべきことを書いてあるのですが、そのままキャンプの感想文に当てはめてもとても使える感じです。

すげーいーもん、出してくれたもんだ。かん子さん、ありがとう。

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