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美しいこの鳥の正体、知っていますか?

みなさんこんにちは!
しずおか鋳物の会社、「栗田産業(KURITA)」です。

突然ですがみなさん、ブルーのアイラインとつぶらな瞳、そして美しく長い尾が特徴的なこの鳥をご存知ですか?

この鳥の名前は「サンコウチョウ」。
このサンコウチョウ、実は静岡県の県鳥(県民鳥)なのです。

県鳥(けんちょう)とは各都道府県のシンボルとなる鳥のこと。鳥獣保護の観点から各地で定められています。

静岡県の県鳥がサンコウチョウになった経緯は、静岡県のウェブサイトに記載がありますが、なんと昭和39年に制定されているというから驚きです。

漢字では「三光鳥」。“月・日・星(ツキ・ヒ・ホシ)ホイホイホイ”という鳴き声に聞こえることから、3つの光=三光鳥(サンコウチョウ)と名付けられたそうです。

「はじめて見た!」という方が多いかもしれません。
サンコウチョウは渡り鳥のため、観察できる期間が限られます。静岡県実施の生息調査(平成6〜8年)では、下記のような場所で見られたようですよ。

中西部 :標高の低い地域に集中、小笠山、浜名湖北側から天竜川、安倍川、大井川流域で確認されました。
富士山麓 :低地から標高1,000メートル以上まで広く分布し、愛鷹山にも多くいました。

https://www.pref.shizuoka.jp/kurashikankyo/shizenkankyo/wild/1051517.html


このサンコウチョウについて、
「県鳥としてあまり知られていないのでは……?」
「この美しい県鳥をもっと静岡のみなさんに知ってもらいたい……!」
という想いがありました。

そこで、この美しい県鳥を知っていただくためにつくったのが、わたしたち「栗田産業(KURITA)」の一般向けプロダクト第一号、「サンコウチョウの栓抜き」です。

工業用鋳物を生業としていたわたしたちにとって、はじめての一般向け商品。今でこそ、さまざまな商品をつくらせてもらっていますが、当時は一般向け商品をつくりたいけれど、何から手をつけたら良いかわからない状態でした。
そんなとき、静岡市の事業を通じ、ご縁あって静岡ゆかりのデザイナーさんとタッグを組めることに。4〜5か月というかなり限られた期間で、企画からデザイン・鋳造までを行い、記念すべき最初の自社商品として、無事この世に誕生しました。

シンプルなデザインですが、サンコウチョウの黒々とした美しい毛並み(羽並み?)と鋳鉄の質感がマッチ。栓抜きとしての機能を持ちながら、普段はインテリア・置物として飾っておくことができます。これも、わたしたち「栗田産業(KURITA)」のこだわりのひとつ。

このプロダクトをきっかけにサンコウチョウを知ってくれたお客さまのなかには、自宅に・オフィスにと、複数購入し愛でてくれている、サンコウチョウファンも!

暑い日が続くこの時季は、ぜひ錫製ビアグラスとセットで使うのもおすすめです。

過去のnoteでもご紹介していますが、錫は熱伝導に優れており、キンキンに冷やしたビールを注ぐことで、冷たさそのままに楽しむことが可能。また、錫表面の構造により、ビールの泡もきめ細かくなるといわれています。

静岡はクラフトビール大国。静岡のクラフトビール+錫製ビアグラス+サンコウチョウの栓抜きの「静岡スペシャルセット」を贈ってみてはいかがでしょうか。
地域によってはお中元としてプレゼントするのも◎。

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