iRacingでDAYTONA24Hに出る事諸々


とりあえずスタートラインには立った

最近めっきり投稿数が減っていたeMotorsports関連について久々のエントリー。細々とiRacingは続けていて、とりあえずSaftyRatingAまでは上げて、ロードであればPROクラス以外のほとんどのレースへの出場権は取れるようになった。これは事故らず安全に走る事ができるスキルがあればだれでも獲得できるので、必要最低限の目標と言った感じ。速さの指標になるiRatingに関しては1600前後とまだ2000には程遠い。オフィシャルへの出走も週1回程度だし、巻き込まれたり、巻き込んだりのアクシデントもあるのでなかなか伸び悩みが続いているけど、これはとにかく出続けて、レースをし続けて、良いリザルトを取り続けるように頑張るしかない。そういう意味ではここからが長い。スタートラインに立った、というのはこういうところから。

耐久をメインに走る意味とは

最近オフィシャルでメインに走っているのはIMSA Sportscar Seriesという、45~60分のミニ耐久シリーズで、レース中のピットストップもあり、クラス混走ということで、クラス違いではあれど、オーバーテイクは必ず発生する。僕はGTEクラスで走っている。IMSAを選んだ理由は以下の通り。

1:安定性>速さのカテゴリー
iRacingでも、グランツーリスモでも、実際のところある程度のレベルまでなら、一発の速さよりも一定のレベルで安定したタイムを刻み続けることができる能力の方が、レースの結果に及ぼす影響は大きい。後ろから付いて行けるぐらいのペースの相手なら、くっついているだけで勝手に飛んでいくことは割と多い。後ろを我慢して走るというのは実は割と難しくて、いっそバトルを仕掛けて前に飛び込む方が簡単(当然衝突リスクは高いけどね)。そして、相手のスペースを残しながら前で踏ん張る事も当然難しい。バトルはこの組み合わせで起きるので、それらのスキルを磨いたほうが距離が近い中でもバトルは当然やりやすくなる。iRacingなら恐らくMX5がそれに最適な車だけど、周りのランクが低くて事故が起きやすい。KMR CUPの様なある程度のレベルの人が揃うシリーズがオフィシャルでもあれば多分人気が出そうな気はする。現実世界でのの86/BRZレースの様なイメージかな。

2:混走カテゴリーであること
→割とメインで頑張ろうと思っていたルマンシリーズではLMP2を使っているが混走で抜かれる側の心理をちゃんと理解したいと思ったから。しかし、このルマンシリーズに関してもこの後はどうなっていくやらと言う感じになりつつある今。日々人は成長するので、こういう心境の変化は起きて当然。ということであまりこれは今は重要視はしていないものの、混走は混走で、周りを見ながら走るというスキルが必須。こういうスキルを磨く意味でもバトルが比較的穏やかに進むことが多い耐久は腕を磨きやすい。

3;クラッシュにおける耐性の高さ
→箱車なので、当然フォーミュラよりは衝突に対しての耐性は相対的に高い。iRacingはダメージモデルが非常にリアルなので、少しの接触でもまともに走れなくなる。クラッシュはスタート直後の混乱で起きやすい。オフィシャルレースで数十分待たされ、スタート直後15秒で終わりなんてストレスはなるべく受けたくない。勿論どれだけ気を付けていてもこれは起きてしまう可能性は低くはない。しかしフォーミュラ程ではない。何せローリングスタートだし、耐久はそこまでみんな無理して突っ込んでこない。いかにストレスを溜めず走るか、と言う点でたどり着いた。

DAYTONA24Hに出る理由

そんな耐久の1つの大きな区切りとして、腕試し的にオフィシャルのDAYTONA24Hにエントリーしてみることにした。いつも出ているチームではなく(と言ってもメンバーは重複しているけど)、新たにチームを作り直して出ることにした。爆発的にプレー人口が増えたとはいえ、それでもまだまだ人口も少ないし、更には一緒に走りたい、というメンバーが出てくるというのハードルは低くない。そういう意味でメンバーを変更できる余裕がある事もありがたい限り。それはそれとして、メンバーを変更した理由は、一言で言えば「今のコミュニティの外への発信をしたいから」という事。新しく入ったメンバーは、まだPCすら持っていない状態。たまたま周りでトレーニングを含め、eMotorsportsに触れることができる環境が用意できたからこそこんな事が実現できたんだけど(勿論環境を提供してくれたメンバーも一緒の走る)、この新しいメンバーを介することで、今まで興味を持たなかった、持つきっかけがなかった人に対してもeMotorsportsを露出させることができるチャンスが産まれるのはとても大きい。その中から1人でもまたシムに触れたいと思ってくれたら、そういう人と一緒に走っていきたいなと思っている。他にもそういう既存の人たちから一歩ピボットさせた形でチャレンジしようと思った理由はまだ他にもあるけど、それはまた別のエントリーで。

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