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イチロー

2024.03.01 175
毎日note。

俺のベストナインという記事で、1番ライトであげたのはイチローだった。
初めて知ったのは、彗星の如く現れたシーズン安打210本の際。
驚いたなあ、あの時は。
細身の選手から繰り出される強烈な打球。
嘲笑うかのように内野の間を抜けて行く。
そうかと思えば、ボテボテのゴロを内野安打にしてしまう脚力。
あとは何といってもレーザービームと称された最強の肩だろう。
あどけない少年のようなルックスもあり、イチローの活躍で野球を観る女性もずいぶん増えた。
1995~1997年のシーズンは、オリックスのファンクラブに入っていたので、外野席を安く入れたからかよくグリーンスタジアム神戸に足を運び、ライトからイチローを応援していた。
(その頃の仰木マジックは観ていて楽しかったしね)
試合を観る楽しさもあったが、ライトスタンドから贈るイチローコールも楽しかったし、守備位置についても絶えず身体を動かしているイチローを観ているのを楽しかった。
この選手はいずれ歴史を変える偉大な選手になる、出来れば自分の目で見ておきたいという思いから片道1時間半かかるグリーンスタジアムに足を運んでいたのだった。
7年連続首位打者という記録を引っ提げ、海を渡ったイチロー。
MLBでも記録を塗り替え、本当にイチローは伝説の選手になってしまった。

さて、みなさんはPodcastを存じているだろうか。
今、イチローがそのPodcastで8GAMESという名目で8話配信されている。
自分もまだ4話しか聴けていないが、イチローの幼少期からの考え方や、根拠に基づいた自信などをイチロー自ら語っているので、興味のある人は聴いてみて貰いたい。
Apple Podcast以外でもSpotifyやAmazon Musicでも聞けるのでよければ聴いてみて欲しい。

その中でイチローが随分言ってるなと思ったのは「ショック」という言葉。
これは多分精神的に受けたショックでもあるし、衝撃という意味でのショックという言葉だと思う。
30年ほど前を思い出しながら、イチロー自らがその時の心境を語るというこの企画はとてもありがたい。

今では大谷翔平というNew Heroがメジャーリーグを席巻しているが、俺の中ではメジャーリーグに興味を持たせてくれたのは、野茂英雄投手であり、イチロー選手だと思っている。
その後、多くの日本人が活躍できる道筋を作ってくれた2人のパイオニアには特に敬意を払いたいと、改めて思った。