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海外免許切替への道

 タイトルで全てを語っていますが、ようやく取れたんです!免許。よかった、よかった。そしていろんなドラマを乗り越えてここまでやっと辿り着きました。

 私は高校生の卒業間近の時にクラスの友達が教習所に通い始めたのを横目に「いいな〜、でも免許取るのって高いんだもん。もっと大きくなってからだろうな」と思っていました。それからあれよ、あれよと言っているうちに月日は流れました。

 車好きかと言われれば、というか車大好き。子供の頃、姉弟3人で育った私は、誕生日になったら特別にその日は助手席に乗ることができる!という特権があり、非常に毎年楽しみにしていました。車でお出かけも大好き。でも免許も持っていない私に急に運転を任されてクラッシュするという悪夢をよく見ていたので、私は助手席の女になるのだろうとずっと思っていました。

 ことの始まりは、海外に渡っていく私を見ていた父が「免許ならアメリカでとっておきな〜、日本は高いから」と言われたことでした。でも実際ボストンにいた時もNYにいた時も、都会だったのでバスや電車、地下鉄で動いた方が楽だったので決意をしたのも日本に本帰国する本当に最後の最後。

 免許を取ってから90日はアメリカに滞在してなくてはいけなかったので、帰国の日を逆算してアメリカでの免許取得にチャレンジ!しかもよりによってスタートがNYのブルックリン。めちゃくちゃ都会。しかも下町っぽい感じでかなり混み合って、トラック、バス、スクールバス、人にベビーカーに自転車に乗ったメッセンジャーやらなんでもあり。

 私が住んでいた地域はロシア系の移民が多くいるところだったので、ドライビングスクールもロシア人の先生でした。アメリカの運転免許を取る手順はまず、自分で勉強して筆記テストを受ける→受かったら練習をして実技テストを受ける→合格。とシンプルなもの。自分のペースでいけます。都会でなく田舎だったらお父さんに助手席に乗ってもらって実技の練習を重ねるってことが主流みたいですが、私は大都会在住。車も所有していなかったし、父も日本にいましたからね。ロシア人のおっちゃんにお願いしました。

 ドライビングスクールとは言っても、日本のように教習所はなく、筆記が受かった時点でベテランドライバーが隣に乗っていたら路上に出ていいのです。なのでいきなり本番。私の場合は筆記試験に合格してすぐにドライビングスクールを見つけてアポイントメントを取りました。おっちゃんの教習用に改造された自家用車(なんとLEXUS!)を乗り回し、結局6回路上で練習をさせてもらい、テストに挑みました。見事合格。そして国際免許を取って帰国しました。

 国際免許は1年間有効なので、その間に公道で練習を重ねて準備ができたら切り替えをしようと思っていました。NY州で取得した運転免許証は日本では試験の免除がされないので、また筆記試験、技術試験をやり直し‥。あの緊張感をもう一度‥。ああ、わかってはいるけどなんか億劫だな。

 日本で運転してみて大きなカルチャーショックは、お決まりのウインカー出すときにワイパーを出すことはもちろん、左右逆なので逆走しないか怖いし、あんなに練習した縦列駐車も必要なし!しかも道がクネクネ。右左折する時以外にハンドルを動かしました。そうです、ブルックリンは結構直線が多いのです。少なくとも私が走った道はそうでした。しかも道が遥かに狭いから軽自動車でも電柱に当たるんじゃないかってまだ車間距離が掴めていないので‥、そんな状態。

 さあ、ここからどうなったのでしょう。次回に続く。


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