2020年8月 18きっぷで仙台へ

画像1 夏は18きっぷ。いろいろな人から、へえ今年も18きっぷは売ってるんですか、と聞かれたが、ちゃんと発売してる。柏から水戸まではグリーン車を奮発。朝も早い下りなのに、2階席は結構埋まっていて、しかもマスクしてないヤツがちらほら。1階席へ避難。空いてはいたが、しばらくしてから後方の席で大きなくしゃみ連発、さらに途中駅からマスクしてない若いのが乗り込んできた。
画像2 いつものように湯本駅で下車。駅前の椅子にかけた少女像はマスク姿。午前中からすでにかなり暑い。
画像3 共同浴場、さはこの湯では常連さんたちが開店するのを待っていた。ここは割とお湯が熱いが、今日はとびきり熱くて、早々に上がった。常連のおじいちゃんが、係員に向かって、おーい、熱過ぎるぞー、と怒鳴っていた。
画像4 湯本駅への戻り道。この子はマスクをしてもらえなかったのかな。寂しそうに俯いてた。
画像5 駅前の奈良屋はお豆腐屋さん経営の、近隣のお年寄りのためのサロンのようになっていて、いつも立ち寄って一服させてもらう。
画像6 豆の味わいがたっぷりして美味しい寄せ豆腐と生ビール。豆腐を買いに立ち寄るお客さんも多い。
画像7 奈良屋の表はこんな感じ。張り出されたメニューには、ハイビスカスサンデーやオレンジフロートなど甘い物に混じって、しっかりビールや酒も並んでる。
画像8 湯本駅からいわき駅で乗り換え、常磐線をさらに北上。去年は代行バスがまだ走っていたが、今年は全通している。
画像9 いわき駅でビスケットで挟んだアイスクリームを買って、車内で食べた。ふと見たら、少し離れた席の女子高生も同じのを食べていた。その後、原ノ町で乗り継ぎ、仙台へ。高校生がたくさん乗り降りしたが、大半の子はマスクをしているが、中にはしてない子もいて、そういうのに限ってべちゃくちゃおしゃべりしてる。
画像10 仙台の宿はホテルモントレ仙台。シングルだが、ひとりには十分すぎる広さとシックな内装。
画像11 部屋の電気スタンドもこんなお洒落なものだった。
画像12 ベッドの上には花の絵が2枚。こりゃよく眠れそうだ。
画像13 本来ならば、今日8月5日は、仙台の大イベント七夕まつりの前夜祭のはず。が、今年は中止で商店街も寂しげ。ただ、大きな吹き流しだけは飾られていた。来年こそ、の文字も。
画像14 仙台市戦災復興記念館に立ち寄ってみた。終戦直前、7月に大空襲で仙台は焼け野原になった。焼け残ったエリアに対しても本当は再度空爆する計画だったらしいが、終戦のため中止となったそうだ。再現された防空壕の様子。
画像15 もっと質素な資料館かと思っていたら、実に大きく立派なビルに戦災復興記念館はあった。
画像16 ここが今回の旅の目的地のひとつ、仙台市大町、のんびり酒場ニコル。今は時間を短縮して完全予約制で営業中。テイクアウトも可能。
画像17 開店と同時、17時に入店。カウンター端に座り、ハートランドの生ビールを。お通しはアサリとカツオの南蛮漬け。この店ではメインの料理が美味しいのはもちろん、付合せが驚くほど旨い。ワカメ、最高に旨い。テンションあがるなあ。
画像18 この日、一番の感動メニュー。朝採りのホヤ刺身。1個のホヤでどうしてこんなに身が詰まってるのか、それは4年ものだから。ふだん関東周辺で見かけるのは1年ものかせいぜい2年もの。身の張り方が違うし、旨味も違う。醤油も何もつけず海の香り共々いただく。もちろん付合せのヒジキもシャキシャキで美味しい。
画像19 白ワインをグラスで。北イタリアのオーガニックワイン。ホヤにも負けない。
画像20 こちらは三陸志津川のタコ旨煮。噛めばじんわり旨味が染み出る。付合せは甘いトウモロコシ。
画像21 遠野どぶろく水酛仕込み。いやあ遠野どぶろくはやはり濃くて旨い。米の味。去年、とおの屋要へ行ったこと思い出すなあ。そうそうその時もう1泊したフィールドノートで、奥さんと仙台のニコルの話をしたんだっけ。
画像22 イワシのリエット。梅酢で味付けしてあり、爽やかな酸味が後味を良くしてくれる。ナスはずんだ和え、これまためっちゃ旨。
画像23 伯楽星の蔵元で、地元仙台の学生(女子学生がメインとか)が仕込んだという純米吟醸。飲みやすくグビッといける。これなら日本酒になじみが薄い若い子達にも受け入れやすそう。
画像24 これも素晴らしかった。朝採りアジのフライ。半生ぐらいの揚げ加減。サクッとした衣とアジのジュワッとした旨味が合わさって抜群の美味しさ。ズッキーニはシンプルに。
画像25 さあそろそろ悦凱陣を。ワインといい、日本酒といい、この店のセレクトは本当にボク好み。比較的若めの29BY。しっかり旨味を堪能。
画像26 〆は秋鹿のもへじをお燗で。いやあ開店から2時間、帰り際にやっと予約の3人組がやってきたが、それまで貸切。続々一人客が来店したが、ニコルさんは今は予約制でやってるので、と追い返していた。店としては苦しいだろうに、大変だねえ。なんとか頑張って下さいね。ご馳走さんでした。
画像27 まだ早い時間だけど、今回は寄り道せずにおとなしくホテルへ引き上げる。と、花火が立て続けに上がった。近い。後で分かったが、本当は中止のはずだった仙台七夕花火大会を、急遽、場所を告知せずに実行したとか。170発あげたようだ。
画像28 翌朝、日が昇り、今日も暑くなりそうな気配十分。テレビニュースでは、これから向かう、山形、福島が35℃となりそうと報じていた。
画像29 ホテルの朝食は、ハーフビュッフェスタイル。左の重箱がセットメニュー。ここに加えて、目の前で焼いてくれたオムレツ、と少々食べ過ぎの朝食となった。
画像30 ホテル近くの仙台朝市をのぞくと、果物屋にはお隣山形名産の立派なスイカがリーズナブルな値段で並んでいて羨ましかった。持ち歩く訳にはいかないものな。

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