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2020年12月26日 陣馬山(857m)

日程:陣馬高原下バス停8:50→9:15新ハイキングコース→10:30陣馬山10:50→12:15明王峠12:25→13:45景信山(昼食)14:30→14:40小下沢分岐14:45→15:15小仏登山口→15:30小仏バス停

メンバー:横井、秋田、小形、黒澤、新庄、長崎、渡部夫妻、大井

今年は山歩きも例年同様にはできなかった。山の花々の一番の見頃、4~5月に一切出歩けなかったため、見逃した花も多い。まあ、でもそれなりに各地に出向いて山を楽しめたのはよかったかな。

さて、そんな2020年、〆の山歩き。例年ならば高尾山だが、密を避けるために陣馬山から景信山、で、高尾山には行かずに小仏に下山、というコース。いつもなら下山後の忘年会もある、というよりそっちがメインでもあるが、今年は忘年会はナシ。高尾駅8時集合。最寄り駅をまだ真っ暗な5時台に出てきた。寒さ対策をしっかりしてきたが、6時前の柏より8時の高尾の方が寒さ厳しい。

バスが混み合うようならタクシー移動、との選択肢もあったが、臨時の急行バスが出てくれて、9名全員着席できた。バスが走る両側は霊園、石材屋と花屋が異常に多い。30分ほどで終点、陣馬高原下。高尾駅前よりさらに寒い。

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歩き始めてしばらくは、手袋をしていても指先が冷たかった。しばらく車道を歩くと、新ハイキングコースへの分岐。

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その先に架かる橋が通行止め、これは予習済み。すぐ上流で川を渡る。

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植林帯の日影を歩いている時は寒いが、片側が葉の落ちた広葉樹林帯で日向に出ると暑くなり、ダウンを脱いだ。マスクはしなくてもいいが、寒いのでつけておく。

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1時間ちょっとで陣馬山山頂。おお、茶屋の向こうに富士山がドカンと見える。山頂に少しだけ雪が張り付いている。

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雄大な景色を存分に楽しんだ後、山頂下北斜面で本日のお目当て、シモバシラを探す。10数年前、高尾山一帯では大きなシモバシラを見ることができたが、最近は暖冬と登山道脇の草刈りをするため、見られない年も多くなってしまった。さて、気温的には今年は見られるはず。と、ぽつぽつ小さいのがあった。

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小さいがなかなか姿形はいいぞ。そして、これは見事なシモバシラだ。

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満足して、奈良尾峠から明王峠へ。

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明王峠で一服、おにぎり1個食べた。今日はなんだか調子が上がらなかったが、早朝パン1個食べただけがあかんかったかな。米粒口にしたら、元気復活。

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この先、景信山に向かって、メインルートはいくつか登りがあるが、パスしてまき道をいく。が、最後にまき道でなく鉄塔保守用作業道に間違って入ってしまい、結果的に余分な下り登りを。やっとこさ景信山山頂。三角点かげ信小屋で、熱々のナメコ汁を買い、おにぎりと一緒にランチ。忘年会ナシなので、ここで缶ビールを飲むメンバーも。ぼくは山歩き中は飲まない。

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景信山からも富士山は見え、反対側には筑波山、東京都心、横浜高層ビル群、その向こうに房総半島、さらには相模灘。今日はきれいに見える。

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ゆっくりランチと眺望を楽しんで、小仏方面へ下山。今日はヘリが何機も飛び交っている。事故でもあったか。赤いヘリ、青いヘリ。

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景信山頂から10分ほど下ると、小下沢分岐。が、小下沢方面は通行禁止。ロープをくぐって、左下、カントウカンアオイの地味な花がぽつり。

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このカンアオイも暮れの山歩きの定番季節の便りのひとつ。これで安心して年を越せます。小仏バス停にちょうど発車前のバスが停まっていて、スムーズに高尾駅まで戻ることができた。京王線方面へ帰るメンバーもあり、よいお年を、とこれにて本年終了、のはずだった。

が、西国分寺で武蔵野線方面へ乗り換えるメンバーが、ぼくを含めて4名。ホームに行くと大勢の人が列を作っている。2つ先の始発駅、府中本町駅に列車が停まっていて20分以上の遅れ。こりゃ列車が来ても混んでいて、乗るとなるとチョー密状態。少し時間調整をした方がいい、と改札を出て、居酒屋目利きの銀次へ。まだ早いので客は他にいない。4名でマスクしたまま、1時間チョイの思わぬプチ忘年会を楽しんだ。最後まで波乱の年だったなあ。来年こそはいい年になってほしい。


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