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2018年12月25日 高川山(976m)

日程:富士急壬生駅8:54→9:55シラノサワコース分岐→11:05高川山山頂(昼食)11:35→12:04羽根子山→13:22大岩山山頂→道迷い→13:40大岩山山頂→14:08屏風岩山→14:39登山口→15:00初狩駅

歩行データ:平均登高スピード登り327、下り459、消費エネルギー1503カロリー

メンバー:秋田、糸の会メンバー8名、コーチ

2018年最後の山は山梨県の高川山。糸の会に参加。一昨年登ったことがあるが、今回は壬生駅からの登り。18きっぷ残り2回のうちの1回分を使用して大月まで。高尾からの列車はそのまま富士急線に乗り入れ。同じように鈍行で来た3名の他は特急あずさから大月駅で乗り換えてやってきた。直前まで3、4名だった参加予定が蓋を開けてみれば9名になっていた。

一昨年は大月から一つ目の田野倉駅から帰ったが、確か無人駅だったような記憶だが、壬生駅にはちゃんと人がいて乗り越し精算をしてくれた。トイレはホームにしかないので順番に済ませる。駅を出て中央自動車道を潜り、相模川の支流桂川を渡り、古宿、大棚という集落を経て、林道から登山道に入る。坂道では雪を被った富士山がどかんと見えて一同沸いた。登山道は途中で難所ありと注意書きされたシラノサワコースへ分岐するが、当然、そっちの方へ進む。

道は次第に急傾斜の登りとなり、鎖場が現れた。確かに、難所あり、だなあ。ここを越すと間もなく山頂。さほど広くない山頂に20名近い一団が陣取っていてランチ中。山名標の所まで行くのに弁当広げている人の脇をすり抜けて一苦労。後から来る人のことも考えて、お店開きしてほしいな。我々もここでランチタイム。富士山も少し雲がかかり始めたがまだ良く見える。そして南アルプスも。北岳、甲斐駒などが頭を出している。

初狩駅方面へは簡単に下れるのだが、そうはいかないのがこの会のお約束。わざとぐるり遠回りをして下山する。まずは羽根子山へ。あまり歩く人がいないような感じの登山道。糸の会の先頭10分交代方式でぼくが先頭になった時、相当きつい傾斜の登りを行くうちに登山道を外れたようで、道なき道、しかも落ち葉が積もったチョー急傾斜、靴がずるずると滑り落ちそうになるのを踏ん張りながら一山越した。右手の方に一応、道があったようだ。

羽根子山を越して、さらに大岩山方面へ。右手には初狩駅周辺の集落が見えていて、しばらくしたら下山道も出てきたが、さらに先へ。名前の通り、山頂近くが大きな岩でできているのが大岩山。ここで道が右に分岐していたが、まっすぐ下れそうな道があるというのでそのまま前身。左手下にはゴミ焼却場。下っていくと、突然、道がなくなった。あちゃ。コーチから引き返すようにとの指示。

大岩山まで戻ると、先には気づかなかった山名標がかまぼこ板ぐらいの小さなプレートであった。さっき見た右へ行く道を辿る。分岐があって屏風岩山ピークへ寄り道。断崖絶壁。戻って初狩駅方面へ。急傾斜の下り道を一気に登山口まで。

初狩駅まではすぐだったが、一度、線路の下をくぐり抜けて迂回しないと駅へは辿り着けない。駅までもうすぐ、という地点で下り列車がやって来て、出て行ってしまった。本当はこの後、勝沼ぶどう郷まで行って、ぶどうの丘で温泉入浴と食事というのが予定されていたが、次の列車まで1時間近く。その前に上り列車がある。コーチは、じゃあ高尾で温泉に行きましょうと言ってる。ぼくとWさんは、それより大月駅前で一杯飲んでいきたいと相談。他に3名の女性が同行することとなり、体の内側から温める派と温泉で外側から温める派に別れることとなった。

大月駅前の濱田屋は一昨年立ち寄った所。駅前旅館だが、中はいくつもの飲食スペースになっていて、昼間も通し営業をしているのがありがたい。5名で掘りごたつ席に案内され、大月の地酒、笹一のお燗など飲みつつ、糸の会発足時より参加しておられる大先輩方から面白い話をたくさん聞かせていただいた。18時半ごろ店を出ると、大月駅前には富士山とお月様のイルミネーションが燦然と輝いていた。

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