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2023年10月 京都1

4年ぶりで京都へ。以前は、年1回のライブのために毎年通っていたが、コロナとその後のメンバー体調不良によるバンド活動休業中で、京都は来られなかった。思い切って、ライブは関係なく5泊の予約をした。

新幹線車内でブランチ。新幹線プレモル飲みつつ惣菜盛合せ弁当を。

予約したホテルは、三井ガーデンホテル京都三条。ここの系列は大浴場があるので、よく泊まっている。

スーツケースは事前に宅急便で送っておいた。手荷物を預けようと立ち寄ったら、1000円でアーリーチェックインできるというので、チェックインした。

知人宅にお菓子を送ろうと室町和久傳へ。手配した後、2階の喫茶室で抹茶と和菓子を楽しんだ。

室町和久傳。昔、昼ごはんを食べたが美味しかったなあ。高いけど。
喫茶室の窓際の席。ホトトギスが生けてあった。
栗の葛やき、あったかくて柔らかく上品な栗の甘味がなんともいえず。抹茶も久しぶりにいただいた。

ホテル近くで、手ぬぐい展をやっていたので寄ってみた。創業400年という老舗の木綿屋、細辻伊兵衛にある美術館。明治、大正、戦前の手ぬぐいが展示されていた。面白い。

1000円の入館料を払うと、チケットの代わりに手ぬぐいをもらえた。
ほんわかした気持ちになれる。

ホテルで一服した後、烏丸通りをぶらぶら歩いて清酒玉乃光の蔵元が経営する店、純米酒粕玉乃光へ。大阪在住の友人夫妻と待合せ、夕食。酒粕や麹を様々に使った料理、酒は当然、玉乃光。

純米酒粕玉乃光。
玉乃光CLASSIC。純米吟醸。素直な旨さ。
玉乃光酒魂。こちらも純米吟醸。ふくよかな旨み。
酒粕を使った前菜盛合せ。
おでんにも酒粕を使ってあり、いいお味。

奥さん同士は大学の同窓生。ダンナ同士は会社の入社同期。そう、友人夫妻はぼくらの紹介で知り合い結婚したのだ。互いの近況話に花が咲き、店を出てカフェでまた話の続き。遅くまでおしゃべりした。
翌朝、ぼくは自宅同様に早朝ウォーク。京都御苑へ。いいねえ、こういう場所が身近にあるのは。散歩やジョギングしてる人が多い。

朝日が昇ろうとしている。御苑。
シキザクラが咲いていた。
御所にも朝日が差して。

ホテルに戻り、朝風呂を浴びてから、朝メシを食べにイノダコーヒーへ。

高田渡の唄を口ずさみつつイノダコーヒー本店へ。
京の朝食セット、豪華版。コーヒーはイノダ流のミルクと砂糖を混ぜてあるやつを。

今日はカミさんとは別行動。カミさんは学生時代の友人らと食事をしたりして過ごす。ぼくは街の中を気ままに回ろうと電動自転車を借りた。京都は学生時代にも自転車必須だった。街のサイズが自転車にピッタシなのだ。

50年前に住ませてもらっていた学生寮がそのまま今も使われている。大丈夫なんかいな。
寮の近くの熊野神社。八咫烏がシンボルマーク。

京大総合博物館へ初めて寄ってみた。自然系、考古学系の資料が展示してあるが、考古史料の中には戦前大陸で発掘調査された成果物もあり、複雑な気分になる。

マンモスの頭骨。
近くにある西部講堂は今なお健在。中はさすがに使われてないのかな。右脇に古い木造2階建てがあり、軽音のボックスは1階奥にあった。今はコンクリートの洒落た建物が立っている。

さらに北上して一乗寺の恵文社をひやかして、白川通りを南下。昼時だが、イノダの朝メシがずしんとこたえていて腹はへらず。そのまま、泉屋博古館に寄った。住友財閥御当主の莫大なコレクション。とりわけ青銅器コレクションは凄い。

夔神臷(さじんこ)。太鼓。ちゃんと音が出るようで、録音された音を聴くこともできた。
螭文方炉(ちもんほうろ)。上に食物を載せ、下には火種を入れた。
泉屋博古館の中庭。東山を望む。

鴨川沿いの河原の道を走った。気持ちいい。

秋晴れの下、快走。
そして、下鴨神社へ参拝。
鴨川の分岐点。

15時過ぎに自転車を返却し、さすがに腹が空いてきたので、大衆酒場へ。たつみ。賑わっていた。

入ってすぐは、半分が立ち飲みカウンター、残りは椅子席カウンター。椅子席についた。
ハモ皮。380円。いいねえ。
京都の酒、蒼空。純米ひやおろし。旨い。
店の名物、牛スジ煮込み。

1時間ほどまったり飲んで、ホテルへ戻った。しばらくして、カミさんも帰ってきて、うたた寝してしまった。起きてから、軽く何か食べに行くかと外出。少し歩いた所の人気居酒屋が2席だけ空いていて入ることができた。

恒屋伝助、ミシュランピブグルマン選定。
カツオ刺身。いいカツオ。
エビイモ唐揚げ。うーん、こういうのが食べたかった。

酒の品揃えもよく、頼んだ料理はどれも素材がよく、大満足。会計もリーズナブル。大将が見送ってくださった。
さて、明日は何をしようかな。

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