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2023年1月 久米島1
2023年初旅は、初めての久米島へ。成田~那覇のLCCは往復で6520円。那覇から先の久米島まではJAL系の琉球エアコミューター、片道のウルトラ先得で5540円。うーん、納得いかないなあ。
前の晩は那覇に1泊し、朝一便で久米島へ向かう。眼下には座間味島。35分のフライトで久米島空港着。
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軽自動車のレンタカーを借り、島内巡りに出発。まだ9時前。はじめに向かったのは、ヤジヤーガマ。全長800mの天然の鍾乳洞だが、貝塚が内部に残り、貝塚時代後期からグスク時代初期にかけての土器も発掘されている。こうした洞窟は内部に照明を付けるところも多いが、ここは一切ない。歩道が整備されているだけ。持参の小さなライトを頼りに中へ。入口には壊れた甕がたくさん、手前の皿には賽銭だろうか小銭が入っている。鍾乳石が垂れ下がる内部は意外に天井も高く、広い場所もあるが、時々狭い所もあり、暗闇の中を歩くのはなかなかスリリング。
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そして突き当たりは開口部になる。
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思いの外、規模も大きく、暗闇の洞窟というか遺跡を歩くという、大変貴重な体験をさせてもらった。
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海際の高台にある具志川城跡へ。国の史跡。
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詳細は省くが、沖縄本島にも同名のグスク跡が2ヵ所残っている。
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タンポポはすでに綿毛になっているものも多かった。
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ベニモンアゲハ。毒があり、鳥から食べられないよう身を守るという。
城跡から海辺へ下ると、ミーフガーという子宝祈願の奇岩がある。
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狭い島の道を走るのにはもってこい。
島の特産品、クルマエビ養殖池を脇に見つつ、博物館へ。島の成り立ち、棲息する生き物など展示解説。面白かったのは貝札。
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さて、次に向かったのはアーラ浜。途中、製糖工場があった。
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アーラ浜へ向かう狭い道の脇には、カンヒザクラが3分咲きくらい。
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さて、そろそろランチタイム。イーフビーチの人気店、はなくめへ。
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島の最南端、島尻崎方面へ南下。
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鳥の口という名所があるが、草ぼうぼうで歩く気せず。
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ジバシリやハナニガナに似ているかと思ったが、葉っぱが違う。
アゼトウナ、という可能性もあり。
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戻って、イーフビーチを過ぎ、奥武(おう)島へ。橋の上から見る海の色はなんとも言えぬ美しさ。後続の車も橋の上で停車して眺めていた。
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奥武島の名勝、畳石。火山活動の結果生まれた柱状節理が縦に露出していることになる。
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で、亀ついでに、ウミガメ館。最近は散乱に来るウミガメも減ったらしい。
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奥武島の端っこへ。
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岩場が多く砂浜は少ないように見えた。本当に産卵場所なのかしら。
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こんな豪華リゾートホテルを誰に対して売ろうとアピールしてんだよ、いったい。
さあそろそろ見所の最後、久米島紬の里ユイマール館へ。おお、表で紬を干しているぞ。
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こちらは、岡山のメーカーとコラボしたオリジナルデニム。
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肌触りが柔らかくなり、光沢も生まれるのだという。
八重山上布なども同様だが、調べたら、手織りの織物には砧打ちという工程があるようだ。
紬の里から少し北にある比屋定バンタという展望台へ。素晴らしい眺め。ハテの浜も見える。おや、その先に、島影がうっすら。もしかしたら………。
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1200ミリのチョー望遠で撮影すると、なんと渡名喜島がはっきり見える。
また渡名喜島へもう一度行きたいなあ。
今夜のお宿はイーフビーチの民宿、なんくるないさぁ。全国旅行支援割で20%オフ、1泊朝食付きで5140円、2000円の地域クーポン(電子)がもらえた。
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折しも大相撲初場所千秋楽前日。オリオン吞みつつ、相撲観戦した。
よし、地元柏出身の琴勝峰が勝ち残ったぞ。明日勝てば優勝だ! 晩メシは居酒屋へ。
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白い砂浜が長く伸びていた。
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イラブチャー、カジキ、皮目炙ったのは名前失念タイの仲間、あとはマグロ2種。
生ビールの後は泡盛を。地元米島酒造の久米島30度。いい香り。島豆腐の冷や奴。魚の皮の天ぷらというメニューがある。面白そう。注文したら、マグロとサメ、どちらがいい? と聞かれたので、サメにした。
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そのままでも食べられる。お好みで少々、塩を振って。
いや、どの皿も量が多くて、3品でもうお腹いっぱいになってしまった。最近、食べられなくなったなあ、情けない。でも無理すると、翌日辛い思いをすることになるのは間違いなく、痛い経験を何度もしてるのでここはおとなしくご馳走様でした。明日も晴れますように。
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