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2022年4月9日 筑波山(877m)

日程:筑波山裾野セブンイレブン8:30→8:55裏筑波旧YH跡駐車場下→10:04御幸ヶ原→10:10カタクリ園11:00→11:05自然研究路→11:20立身石(昼食)11:40→11:55男体山山頂→自然研究路→13:05御幸ヶ原13:10→13:40裏筑波旧YH跡駐車場下

メンバー:横井、秋田、長崎

去年、御幸ヶ原のカタクリ園でシロバナのカタクリとヒナワチガイソウを観たと、花仲間の2人に話したら、来年はぜひ一緒に行こうということになった。今年は開花時期を見極めるのが少々難しかったが、結果的には大正解となった。

待ち合わせたコンビニ近くに、筑波鉄道跡を自転車専用道にした、つくばりんりんロードが走っているが、道路脇の桜が満開で美しかった。
見上げれば、筑波山頂は少し霞んでいる。
近くには、鯉のぼりが泳いでいた。

1台の車に相乗りして、狭い山道を登る。男女川の渓筋にはいつものように来るが何台も駐車してある。ここから登るのがお好きな方がいるのだ。で、いつもの旧YH跡へ向かおうとしたら、工事中という看板。車止めはずらしてあったので、とにかくさらに登ってみた。と、駐車場には重機が入って何やら作業中。その場にいた人に確認すると、ここに駐車はできないとのこと。しょうがないので、少し下の空きスペースに車を置いて、登山道をいく。

通行止、は登山者を止めていたのかなあ。気にせず、登ったけど。

登山道は、ゴロゴロした拳ぐらいの石がたくさん敷き詰めてある。山頂まで重機を入れるための道路整備かなあ。で、間もなく、カタクリ群生地。まだ日が昇りきってないので、帰りに撮影してもいいのだけど、足を踏み入れたら、やっぱり撮らずにはいられない。花の写真は、こちらで。

カタクリ、昔に比べると群生密度はまばらになった。

さらに登っていくと、工事作業中だった。しかし、ここまで路面を整える必要があるのかなあ。

作業車の脇を通らせてもらった。怒られた訳でも何でもない。

最後の階段登り、その脇には例年と同じくユリワサビが咲いている。
さて、御幸ヶ原に出る。おお、人が多い。家族連れが目立つなあ。最近は、子供も一応、山ファッションを纏っている。
早速、カタクリ園に行くと、カタクリ、キクザキイチゲがいっぱい。さらに、ハルトラノオ、エイザンスミレなど。そして、見つけたよ、ヒナワチガイソウ。初対面の2人は熱心に撮影。過ぎゆく人たちは、ちゃんとしたカメラを持った人でさえ、気がつきもせず通り過ぎていく。さらに、去年と同じ場所にシロバナカタクリ。こちらは、気がつく人もそれなりにいて、人気者。

ヒナワチガイソウ。1㎝ほどの小ささ。

ひとりで来る時は、女体山山頂、そして男体山山頂と巡るのだが、お二人は男体山だけでいい、とおっしゃる。しゃあないなあ。では、自然研究路経由で。まずは立身石のテラスへ。先客がいたが、あけて下さった。ここでおにぎりランチ。2人はテラスではなく、大岩の後ろで食べていた。

いつもの景色。
登頂できなかった女体山山頂に向かって、すみませんでした、と一礼。

ずっと工事中区間の手前から男体山山頂へ行こうとしたら、あれっ。工事が終わっている。数年ぶりだ。まあ、でも山頂へは行かなくてはならないので、右へ登った。

工事が完了して、通行可能となった区間。
男体山山頂のお社にお詣り。

山頂のお社にお詣りした後、再び自然研究路へ下り、先へ進む。ニリンソウは日当たりのいいところだけ、少しずつ咲き始めていた。御幸ヶ原のカタクリ園や自然研究路の途中までは、イチゲはキクザキイチゲばかりだが、自然研究路の南面あたりには真っ白のアズマイチゲが咲いていた。
自然研究路を1周して御幸ヶ原に戻ると、昼前よりさらに多くの人で賑わっていた。ケーブルカーに乗る人の行列までできている。

グループで来ている人たちも何組もいた。

旧YH跡へ下る道の入口付近も舗装がされていて、ヘンな感じ。

今後、登山道をずっと舗装するつもりかしら。

下りは、写真もさほど撮らないので早い。工事作業中の駐車場が見えてくると、簡易トイレの塊が異様。

どこに設置するか知らないが、こんなにたくさん必要なのかしら。

車に戻り、山道を下ったが、結局、旧YH跡駐車場方面へ車を乗り入れていたのは、我らの車だけだったみたい。開いていたので入っちゃったけど、すんませんでした。
今日は、このコースを初めて歩いた2人に、満足してもらうことができて本当に良かった。


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