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2022年10月 屋久島1

今月2度目の成田空港第3ターミナルから、鹿児島へ。さらに飛行機を乗り継ぎ、12年ぶりの屋久島へ。鹿児島〜屋久島の片道運賃より成田〜鹿児島往復の方が安いのは、我ながらちょいと不思議な気がする。

鹿児島空港3階。今朝自宅を出てきた時は10℃くらいで寒かったが、こちらは暖かい。
早めのお昼に鶏そばを食べた。濃厚スープが美味かった。
屋久島便は5分遅れのアナウンス。近いけどバスで飛行機まで。

離陸後間もなく開聞岳が見えた。そして、海に浮かぶ硫黄島が。

本当は今回、この辺りに行くつもりだったが、観光目的では来ないでほしいという強いメッセージが発信されていたので断念した。いずれまた。

やがて大きな島影が見えると屋久島到着。

屋久島空港は昔のままのようだ。

レンタカーを借りて早速永田浜へ向かった。

ウミガメの産卵地として有名な永田浜。相変わらず美しい砂浜。
そして、海の向こうに浮かぶ口永良部島。明日は船で渡るぞ。
永田浜の向こうに民家造りの宿、双陽邸。12年前に泊まったが、近づいてみると、建物のメンテナンスがあまりできてないように見えた。昔ほど流行ってないのかなあ。

永田浜から少し引き返し、大浦の湯。前にも入ったが、今回は他に客はおらず独泉。しかも、前には気がつかなかったが窓の外には海も見えるではないか。湯上がりに湯守のおじいさんとおしゃべり。ダイビング客が来ないと、ここはヒマになるという。双陽邸は相変わらず人気だそうで安心した。冷たいお茶までご馳走になった。ありがとう。

入浴料は300円。大浦の湯。すぐ近くにキャンプ場もある。
窓から海が見えたんだな。昔は気がつかなかった。
適温でいいお湯だ。12年前はダイバー達で賑わっていて、今日どんな魚を海中で見たか話していたのを覚えている。

一湊の海水浴場も美しい砂浜。海に入ってる人がいてビックリした。

ダイビング初心者のレッスンでもしていたのかな。

宮之浦へ戻る途中、志戸子集落にガジュマル公園の案内板が出ていたので寄ってみた。大きな樹々が密生していた。

240円。蚊が多いのかうちわを貸してくれるようだった。
タブ、アコウ、ガジュマル合着木。
大ガジュマル。
ガジュマル公園の中を歩いていると波の音がうるさいほど。風が強くなってきた。明日の船、大丈夫かしら。

明日船に乗る港の待合所を下見し、スーパーで飲み物を買って今夜の宿、ペンションシーフォレストへ。はじめは楽天で予約していたが、それだと全国割の手続きができないから、キャンセルして直予約扱いに変更するという面倒なことを事前に済ませていた。おかげで、宿泊代割引と3000円の地域クーポンをもらえた。アパートみたいな造りで、部屋は2階。ベランダから海と種子島が見えた。

ペンションシーフォレスト。
今回借りた軽自動車は10万キロ超の走行距離。ま、安いから仕方ないね。
ベランダからの眺め。
種子島が長く横たわっている。

一休みして、夕食は宿のすぐ裏手にある居酒屋、漁火へ。昔も来ていて、ここで食事をするために便利だから宿を決めた。

夕焼けが美しい。
変わらぬ佇まい、漁火。

開店直後に行ったのに、カウンターにはすでに先客2名。この方々はお酒は飲まずに定食を食べていた。カウンター右端に陣取る。12年前もこの席だったような気がする。生ビールともずく酢、刺身5点盛りを注文。

左上から時計回り、スジアラ、カンパチ、シビマグロ、タカエビ、シマアジ。どれも美味しい。とりわけ、スジアラ、タカエビは絶品。
刺身の醤油はお好みで。

さて、ビールの後は三岳にしようかな。お、原酒があるな。つまみは、屋久シカ味噌煮込み、名物の魚とろろ蒸し。ところで、昔来た時は大将がコワモテで、これ何の魚? と聞いても食べたら分かる、みたいな無愛想だったのに、目の前の大将は愛想いいな。聞けば、ちょうどその頃、代替わりをしたのだそうな。なるほど。

ロックで飲もうかと思ったら、おねえさんはそのままキで呑まなきゃと、ストレートで持ってきた。素晴らしい香り。確かに。
屋久シカ味噌煮込み、身が柔らかく旨い。
再訪できてよかった。

あれこれ飲んで食べて、お勘定もリーズナブル。少し近辺を散歩して宿に戻った。

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