2019年3月2日~5日 福井、金沢、能登

画像1 福井市方面からクルマを走らせ、勝山市へ入ると、目指す恐竜博物館の手前で大きな恐竜オブジェが出迎えてくれる。奥に見える銀色のドームのような建物が博物館。
画像2 恐竜博物館へ入ると巨大な卵形の展示室へ下っていく。3階から地下1階へ。その入り口突き当たりに、カマラサウルスの産状化石。アメリカでこの状態で恐竜の全身の化石が発掘されたという。
画像3 メインスペースには44体の恐竜の骨格標本が展示されているが、その入口で出迎えてくれる動き、吠える恐竜像。ちなみに恐竜の体の色は知るすべがなく、あくまで想像の着色。
画像4 博物館内では地道な化石クリーニングが日々行われていて、その様子を窓ガラス越しに見学できる。
画像5 恐竜博物館へ公共交通でアクセスする際の玄関は、えちぜん鉄道の勝山駅。勝山永平寺線の終着駅。駅前にはもちろん恐竜像がある。大正3年建築の駅舎は文化財。テキ6形電気機関車も動態保存されている。
画像6 永平寺入り口の観音様に花を供えている人がいた。
画像7 永平寺の拝観。靴を脱いで傘松閣2階へ。錚々たる日本画家達によって描かれた絵天井。リス、唐獅子、鯉の5枚の絵を探し出して願い事をすると叶うらしいが、そんな面倒くさいことはパス。
画像8 仏殿手前の中雀門から見た山門。寛延2年築、山内で最古の建物。中雀門、山門、ともに有形文化財。
画像9 永平寺、法堂(はっとう)。広いお堂の中では、朝のお勤めなどが行われる。
画像10 永平寺山内の堂宇は斜面に立っているため、階段状の回廊で結ばれている。どこも掃除が行き届いている。毎朝、雲水たちがぴかぴかに磨き上げるそうだ。
画像11 福井駅の壁面には迫力満点、飛び出す恐竜画がいくつか描かれていた。駅舎ビルの上の方にも大きな恐竜の絵が。そして駅前広場には、動く恐竜像。恐竜尽くし。
画像12 福井市内の老舗料理屋、いわし屋で越前ガニをいただいた。黄色いタグが本物の越前ガニの証。
画像13 福井市の路上にあった、彫刻家、黒川晃彦の楽器を手にしたブロンズ像。全国各地でこの人の作品は見かける。最近行った町では、いわき湯本でも見かけた。
画像14 福井駅前の大きな恐竜像の足下に、こんな可愛らしい小さな像が2体。ネズミの恐竜かなあ。
画像15 金沢21世紀美術館は日曜日のせいか、大勢のお客さんが入っていた。有名な「スイミング・プール」は人気で、上からも下からも鑑賞されていた。
画像16 兼六園は雪吊りはしてあるものの、まったく雪がなく、拍子抜け、というかちょっとマヌケな感じ。代わりに、元気のいい苔に目が行ってしまった。
画像17 金沢駅前に置かれているアート作品、「やかん体、転倒する」。金沢はやはりアートの町なのかしら?
画像18 金沢駅地下通路には、思い出ピアノ、という誰でも弾けるピアノが置いてあった。市内には他にも数ヵ所置いてあるらしい。譜面を置いて練習してる女性もいたし、1音ずつ音の響を確かめるように鳴らしている人もいた。
画像19 雨が降るひがし茶屋街。両側に茶屋が立ち並ぶ美しい通り。朝早いのでまだ観光客は少ない。代わりに、若いカップルが数組、花嫁花婿姿でカメラマンによる撮影をしていた。
画像20 前田加賀藩前田家三代藩主に3歳で嫁ぎ正室となり、24歳で亡くなった珠姫の菩提を弔うために建立された天徳院。中ではからくり人形劇が上演されている。からくり、としては些かがっかりな内容だが。
画像21 金沢市内、長町武家屋敷に残る長屋門。板塀の下の石組みが美しい。その奥の土塀には雪から守る薦(こも)掛けがしてある。
画像22 金沢城の石垣。このお城は石垣が様々な形で組まれていて、それぞれに美しいことで有名。
画像23 能登島にあるガラス美術館。展示物もさることながら、毛綱毅曠が設計した独特な建物も見応え十分。使い勝手が悪い建築を各地に残した建築家の本領発揮。能登には同じ建築家による宿もある。
画像24 能都町のふらっとは、元はさんなみという有名な宿。今はその娘さんがオーストラリア生まれのご主人と宿を引き継いでいる。夕食は地元の食材を生かした洋食。器も作家ものが多く、美しい。タイの刺身の調味料はシソ粉と夏みかんの皮。
画像25 ふらっとのこの夜のパスタは能登の海で穫れた毛ガニのパスタ。麺はご主人の手打ち。
画像26 ふらっとの母屋の隣には、食卓に上る数々の野菜を育てる畑がある。泊まった翌朝、日の出を見ようと、畑の下へ下りたら、昨夜までの雨滴を残す梅の花の向こうに朝陽が昇り始めた。
画像27 ふらっとの門。さんなみ時代から変わらず、多くのお客さんを迎えてくれる。庭の木々はずいぶん大きく育ってきた。
画像28 ふらっとの朝ご飯は昔ながらの日本食。味噌汁はこの地方独特の合鹿椀に注いでくれる。漆の風合いが素晴らしい器。
画像29 能都町から柳田村を経て、能登半島の外浦へ抜けた。内浦に比べると波があるが、これは冬の景色ではない、まさに春の海であった。
画像30 千枚田にもまったく雪はなく、拍子抜け。雪に埋もれた千枚田は、景色としては実に美しいのだが。

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