ほどほどの旅

本

旅を楽しむ上で大切な贅沢と節約のバランスを取りながら、「ほどほど」を楽しむ旅をしています。ふとしたことを深く考察したり、何気ない出来事を鮮明に記憶したりする雨女です。旅を… もっと読む

運営しているクリエイター: 栗清＠Kurikiyo Design co.,ltd.

高齢（76歳）の母を連れてバンコク4泊5日完全ツアー＠67,163円

以前に「母を海外旅行に連れて行ってあげたい」という内容の投稿をして数ヶ月。行ってきましたバンコクへ。結局、「姉も行きたい」「姉の友達も行きたい」と言い出し、4名（平均年齢60歳）のグループツアーになりました。旅のはじまり私の旅のスタンスなんとしても旅費を抑えたい。でも、ケチケチ節約旅行は嫌。というか年齢的にハードなのはもう無理。我慢もしたくない。楽したい。歩きたくない。暑いの嫌。海外旅行は「車・冷房・マッサージ」見つけてしまった破格ツアー HISで、航空券

楽して旅したい

先日コロナ明けて3年半ぶりに海外行ってました。デルタ航空のスカイマイルが中途半端に残っていたので、バンコクまで往復です。スカイチームでバンコク行きで割り当てられたのが、行き：関空-(チャイナエアライン)-台北-バンコク帰り：バンコク-(大韓航空)-仁川-関空 GW真っ只中ですんなり取れたので良しです。サムイ島にでも行こうかと思ってたんだけど、バンコクーサムイ島のバンコクエアウェイズが、わずか片道1時間の距離なのに、往復４万円以上したので却下！昔、パンガン島へ行

渡航中は「ここに住みたいか目線」で

海外旅行に行くと、ついついその土地の人々の生活に想像を膨らませてしまいますよね。私もそんな時は、まるで移住するかのように街を物色しています。スーパーで見かける野菜や食料品の値段を見て、「ああ、ここなら自炊もできそうだなぁ」とか、路地裏を歩いていると、「この辺りは治安もいいし、落ち着いた生活ができそうだなぁ」とか、妄想は膨らみます。もちろん、環境や利便性だけでなく、人の温かさや文化も非常に重要で、どのくらい許容されるのかの見極めも大事です。現地の人々がどんな生活をしてい

【楽天プレミアムカード】海外滞在中にクレジットカードが使えなくなった時　海外からコレクトコールのかけかた

旅行中にクレジットカードが使えなくなる事態に遭遇したことはありませんか？本記事では、ベトナム・ホイアンで突然配車アプリGrabでクレジットカード決済ができなくなった筆者が、カード会社にコレクトコールをかけて再度カードを使用できる状態にもどした経緯を紹介します。また、クレジットカードの海外利用におけるポイントや、トラブル発生時の対処法についても解説します。海外旅行中に安心してカードを使いたい人は必見です。クレジットカードが停止が発覚した経緯突然Grabで決済できなくなっ

さようなら、私の遠回り航空券

本来なら4月14日から約２週間、イランへ出張予定でした。結構楽しみなルートで手配していたので、残念でなりません・・・。イランへは様々なルートがありますが、利便性を考慮すると、夜間出発・早朝着のドバイ乗り継ぎのエミレーツ航空がオススメです。しかし、《関空ーテヘラン》で検索すると、色々な事情（経済制裁とかね）が複雑に絡み、往復でだいたい15〜17万円くらいです。関空ードバイまで（約10時間)の往復チケット９万円前後、ドバイーテヘラン(約2時間）8万円前後

著：北澤豊雄氏「ダリエン地峡決死行」（読了）が越境されたダリエンのエンバラ族と一緒にいた私。

中南米パナマ共和国に原生する、紺色に肌を染めるフルーツ「ジャグア」を日本に輸入し、化粧品加工してジャグアタトゥー用インクを販売しています。京都へ用事で出掛けた時に、ふらりと立ち寄った本屋。旅人のノンフィクションが好きなので、コーナーに目をやると、真っ先にこの新書が目に入った。ダリエン？　ダリエンってあのダリエン？　ダリエンって、決死するような地域だったのか・・・爆速で買いました。「ダリエン地峡決死行」著者：北澤豊雄氏「ダリエン地峡」と呼ば

Iranian Stone Relief Wall art / イランの石膏職人

壁のレリーフはどうやって作られているか、すごく興味がありませんか？イラン・テヘラン北部に美術館や大使館などが多くある地域の、建設中の現場へ入れていただきました。しっかりとしたパラフィン紙のようなもの描かれたデザインには、針で穴を開けたよなラインが引かれていて、それを顔料の入った袋で転写しているようです。私は別の作業所で作った物を貼り付けていると想像していたのですが、現場で造形しながらやっているとは、大変驚きました。

中年危機（ミッドライフクライシス）と才能（アビリティ）

株式会社COTEN 深井龍之介さんの知性が好きすぎて、 podcastをずっと聴いているのですが、彼がパーソナリティーを務めるこちらのチャンネルも面白いです。みんなの才能研究所 https://www.min-lab.space/ 独立をした30代の頃は、「才能・能力＝仕事(お金) 」と直繋ぎで思考していたのですが、 40代も後半に入ると、才能・能力は必ずしも仕事(お金)ではないな・・・・と思い始めました。自分自身がヘナタトゥーを描いたり、

天空の楽園　インド・ラダック１

最近読んだ本にこう記されていたので、思い出ふりかえるnoteを書く。最新の情報ではないので、誰の役にも立たないですけど。過去同じところを歩いて、同じ景色を見た人へ。「おぉ、行った行った！ここ行った！」と、楽しんでもらえたらと思います。 2010年7月　インド・デリーから、標高3650mに位置するレー空港へ降り立つ。レー空港に到着し、ゲートを越えたあたりから、どんどんと足取りが重くなってきて、心拍数も上がってきた。着いたら、富士山山頂と変わらな

シーズンオフに行くな。南イタリア・シチリア島

Facebookの機能の「過去のこの日」に刺激されて、当時の記憶が蘇る。今でもマメに更新しているのだけど、このリマインダー機能は結構気に入っている。４年前の今日、わたしは南イタリアのシチリア島にいた。旅程はこう。空路：ターキッシュエアライン陸路：イタリア国鉄 Trenitalia トレニタリア関空ー成田ーイスタンブール（トルコ）ーカターニャ（シチリア島）タオルミナーメッシーナーナポリーアルベロベッローバーリー帰路宿泊：

タオルミーナ〜ナポリ＞メッシーナ海峡・鉄道連絡船

シチリア等一の景勝地、タオルミーナからナポリへ列車で北上しました。多くの旅人がこのルートについて詳しく説明されているので、詳細はいらないか・・・と。海辺に佇むレトロな駅舎海岸沿いにある小さなタオルミーナ・ジャルディーニ駅までは、ホテルからタクシーを利用しました。列車の到着時以外はひっそりとしていました。（オフシーズンのど真ん中ですし）白黒のモザイク床、アール・ヌーヴォー調の柱組、天井絵が素晴らしかったです。ちっちゃな電光掲示板にプラットホームの番号がで