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立つ鳥跡を濁さず? ~【櫻坂46】4枚目シングル「五月雨よ」について~

昨日、4枚目シングル「五月雨よ」のフォーメーション発表があった。
ファンも待ちに待った発表だったため、「そこさく」をリアタイした人も多いようだ。
その期待に応える形で、公式サイトでも、詳細な告知がされたのが素晴らしい。最近、この公式HPの充実ぶりには目を見張るものがある。このままの勢いで、情報の更新と内容の充実を図っていただきたい。

さて、今回の表題曲選抜メンバーを見ると、今までとは異なる「進化」した部分が、かなり見受けられる。

①山﨑さんが、初の表題曲センター。
②櫻エイトに、守屋さんが初参加。
③上村さんと関さんが、初の表題曲選抜入り。
④菅井さんが、別仕事のため、初の表題曲不参加。
⑤メンバーが14名から、15名に変更。
⑥旧二期生が、全員表題曲に参加。
⑦櫻エイトに、小池さんと藤吉さんが復帰。

表題曲のフォーメーションだけでも、これだけ話題がある。
ここから、さまざまな要素を抜き出して、ファンはワイワイとするわけだが、これだけでも、当分話題に困ることはないだろう。
それぞれの項目については、1つずつ取り上げる予定なので、今回は、項目をあげるだけに留めておく。

「そこさく」では、表題曲のフォーメーションと、「カップリングで誰がセンターをするのか」ということだけが発表されたのだが、公式サイトでは、カップリング曲についても、フォーメーションが紹介されている。

まず、卒業が予定されている理佐さんと原田さんがどうなるのかが、発表前の話題だったのだが、理佐さんは、今回もカップリング曲のセンターとなった。
しかも、グループの全員が参加する共通カップリングでセンターを務めるようだ。
「カーテンズ」に参加するため、4枚目シングルへの参加が心配されていた菅井さんも、この曲のみ参加するようである。今回のシングル参加については、今日、菅井さんがブログや「レコメン」で説明してくれている。

ミュージカル初挑戦という多忙を極めている時期に、ファンに向けて、しっかりと自分の言葉で状況を説明する彼女の姿勢には、ただただ頭が下がる思いである。菅井さんのこのような誠意溢れる対応に、ファンはどれだけ安心させてもらったことか。
ファンとしては、ミュージカルに集中して、もう大成功で千秋楽を迎えて欲しいと願うばかりである。
グループ活動を休止して、ミュージカルに専念するという選択肢もあったようだが、理佐さんと原田さんとの最後のシングルということもあり、理佐さんがセンターをする共通カップリングのみ参加することになったようだ。
ここでも、菅井さんの温かい人柄を感じることができるだろう。

もう一曲のカップリングでは、森田さんがセンターを務める。
こちらは、3名ー4名ー7名という変則フォーメーションがとられている。
三列目センターに原田さんが入っているのだが、なんと、二列目の理佐さんがいない。
この曲には、ダンスが上手いメンバーが揃っているため、「Dead end」同様、アップテンポなものとなりそうなのだが、理佐さんが外れている理由にはならない。
この曲に、理佐さんがいないことに、どのような意味があるのだろうか。
櫻エイトシステムが採用されてから、フロントと二列目のメンバーは、全ての曲に参加するのが基本だったはずである。
3枚目シングルで、ユニット曲やBACKS曲が入ってきたため、1枚目や2枚目と比較して、櫻エイトシステムに少し変化があったのだが、今回の変更には、何か違った意図を感じてしまう。
これについては、今後の雑誌インタビューなどで説明されるのを待つしかないのだが、一つ考えられるのは、「理佐さんが自ら提案した」というパターンである。
この曲では、森田さんがセンターであるため、真ん中のラインは後ろまで見える陣形となる。裏センターである理佐さんが、真ん中のラインから外れることで、3列目センターの原田さんが、かなり目立つフォーメーションとなる。その効果を狙って、理佐さんが提案したのでは?という想像なのだが、日頃の理佐さんを見ていると十分ありそうな話である。
また、お二人が卒業した後、原田さんのポジションを両脇から詰めるだけで、特に特別なことをしなくてもパフォーマンスができるという利点もあるだろう。15名から二人ぬけるより、14名から一人がぬける方が、変更点が少なくて済むからだ。

櫻坂46のメンバーは、みな一様にグループ愛が強い。
なかでも、卒業が予定されているお二人は、特に「グループ愛」「メンバー愛」に溢れており、責任感が強いことで有名である。
そんなお二人が、自分たちがいなくなった後のことも考えて、きちんと相談をしながら、フォーメーションなども決めているだろうと想像してしまうのは、当然の流れなのかもしれない。
理佐さんがセンターを務める全員曲も、「今いる一期生を中心に集める」という心憎い演出が施されている。
これなども、ライブなどで、楽曲披露することになった時に、エモい演出がしやすいものと言えるだろう。

4枚目シングルのリリースに向かって、活動を続ける彼女たちから、目が離せない日々が続くことだけは確かである。








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