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少しもったいない売り方 ~【櫻坂46】「五月雨よ」の特典映像~

先週発売された「五月雨よ」は、1週間で約40万枚の売上げとなったようだ。
3枚目シングルの時より、メンバー数が少なくなっているので、売上げを心配する声もあったが、原田さんと理佐さんの卒業記念ということもあり、4作連続で30万枚越えの記録を達成した。

このような結果は、楽曲の魅力もさることながら、特典映像も大きく売上げに寄与していたことは間違いないだろう。
卒業を控えた理佐さんのドキュメンタリー映像が、特典の目玉であることは確かであるが、それに加えて、今年の1月に開催された「BACKS LIVE!!」の映像も、大きな牽引力となっている。
当日のライブで、小池さんが「櫻坂46のライブとして観て欲しい」と言っていたように、オリジナルメンバーの出演はなくても、櫻坂46のパフォーマンスと言える高いレベルのものを提示できることを証明していることは、この映像でも確認することができる。

前回のシングルに収録されていた特典映像もそうであるが、「BACKS LIVE!!」の様子を、新しいシングルと抱き合わせで発売してしまうのは、かなりもったいない。
メンバーが情熱を傾けて、必死に取り組んだ素晴らしい実績である。
これらは、1回目と2回目を合わせて、一つのパッケージにまとめて発売した方が、このライブに相応しい販売方法であったのではないだろうか。
それこそ、ライブの練習風景などを特典にして販売した方が、ファンにとっても、メンバーにとっても喜ばしいことであったように思う。

3枚目シングルの特典映像「SAKURA MEGURI」のように、メンバーだけの空間で、いろいろなことに挑戦する企画は、なかなか難しいのかもしれないが、ファンが観たいのは、このような光景である。
原田さんや理佐さんが、ずっと言い続けている「SAKURA HOUSE」企画も、キャプテンが参加できないことから、見送られてしまった可能性は高い。

櫻坂46は、ライブに最大の魅力がある。
そのライブ風景は、毎回きちんと円盤化して、ライブラリーとしていくべきだろう。

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