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上昇気流に乗れ ~【櫻坂46】外仕事に出演し続けるためには~

昨晩の「そこ曲がったら、櫻坂?」は、自分が語れるものをアピールする企画だった。
少し前の催眠術企画もそうだったが、最近の企画は、外仕事出演を獲得することを目標においたものが多い。
欅坂46時代からの伝統に則り、楽曲と真摯に向き合い、全身全霊でパフォーマンスすることを厭わない彼女たちである。
それと同じくらい、他のことに打ち込めば、あっと言う間に一目置かれる存在となることが出来るだろう。
その人の限界がどこにあるかを知りたければ、何でも構わないので、一つのことをどれくらい極めているかで判断すればよい。
その点、彼女たちは楽曲披露に関しては、相当極めていると言えるだろう。
そのため、本業の歌とダンスと同レベルまでは、確実に力をつけることができるはずである。
ということは、それはプロと呼ばれるレベルである。
やりたいことがあるのであれば、機会をつくって、どんどん挑戦するべきだろう。
あれこれと考えている時間があるのなら、行動してしまった方が早い。
たとえ披露できる場が無かったとしても、長い一生の中で、やったことが無駄になることはない。
そうやって身につけた特技や趣味は、必ずや役に立つはずである。

昨年の1周年記念ライブ以降、二期生を中心として、外番組に出演する機会が増えてきた。
特に、4枚目シングルのリリース前からは、コンスタントに毎週、メンバーの誰かしらが外番組に出演している姿を目にする。
6月1日に日向坂46の新曲「僕なんか」が発売されるため、以前にも増して、日向坂46メンバーが外番組に出ているのだが、そんな状況となっても、櫻坂46メンバーの出演が減っていない。
少し前までは、坂道系のメンバー同士で、出演枠を取り合うような場合も少なく無かったのだが、業界の中で、彼女たちの魅力がかなり認知されるようになってきたことがわかる。
このように、彼女たちの地道な努力が、少しずつ結実していく様子をみることが、ファンをやっている一番の醍醐味である。

日向坂46は、年間出演回数が「3桁」になっている。
ここまでくると、ちょっとやそっとでは、人気が落ちることはない。
それは、動力が無くても、上昇気流に乗って飛んでいるグライダーに似ている。
この記事を書くにあたって、グライダーについて調べていたら、日本グライダークラブのサイトで、「空の坂道を『グライド(滑る)』しながら飛ぶ」という表現を目にした。
無風であっても、高度10mくらい上がれば、300m~500mほどの距離を飛行できるらしい。それは、飛ぶというより、なだらかな坂道を自転車で下っていく感覚に近いそうだ。
グライダーはエンジンがないので、車や飛行機などで曳航されないと離陸できない。こんなところも、どこか「オファーがないと出演できない」状況に似ているような気がする。

櫻坂46も、日向坂46と同じような道のりを着実に進んでいる。
今は、曳航してくれる飛行機の力で、どんどん上昇している時期である。
空気の流れを読むことで、いつまでも飛び続けることができるグライダーのように、この勢いのまま、上昇気流に乗ってくれることを心から願っている。




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