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次々とチャレンジしていく姿勢 ~【櫻坂46】初アルバムが大きなきっかけ~

昨晩行われた発売記念SHOWROOMにて、8月5日19時半から「摩擦係数」の緊急生配信が発表された。

この楽曲のWセンターである森田さんと山﨑さんが、無事に回復に向かっている様子が観られただけでも、非常に嬉しかったのだが、もうこれは予想もしていなかった朗報である。

アルバムのリード曲として、音楽番組で披露されることが予定されていた。
しかし、新型コロナに感染したメンバーが多数出てしまったことで、披露の機会を失っていただけに、このサプライズは本当に嬉しい。
今までは、グループとしての格を落とさないことが優先されていたのか、出演する番組も厳選され、なかなか観られない希少性が一つの売りとなっていた部分もあるが、今回のように媒体にこだわらない姿勢には、グループとしての相当な覚悟が感じられる。

発売を記念して、メンバーのインタビュー記事が次々と公開されている。
そこでも、「摩擦係数」が確実にワンステップ上がっていることが話題になっている。
もうこれは誰が観てもわかるレベルで、大きな違いとなっているのだろう。
それだけに、音楽番組やライブなどで、一日でも早くパフォーマンスが観たかったファンも多かったはずだ。
それが思わぬ事態で叶わなかったことで、ファンだけでなく、メンバーの皆さんもかなり焦れったい思いをしていたことは間違いない。
そのような弾けんばかりの思いや情熱が、公式YouTubeチャンネルという場で開放されることになった。
しかも、フルサイズによるパフォーマンスである。

MVから察するに、かなり高難度のダンスが要求されていることもあり、3分22秒という短い時間ではあるが、体力的にも相当きついことが予想される。
それでも、病み上がりの中、パフォーマンスをすることを選択してくれた彼女たちには、本当に感謝しかない。
これも、「W-KEYAKI FES.2022」で公演中止となり、音楽番組の辞退が重なったことに対して、ファンが離れることなく応援してくれたことに、彼女たちが本当に感謝しているからに他ならない。
「#いつもありがとう櫻坂46」という
感謝と応援の気持ちを伝えるファンと、
「#いつもありがとうBuddies」という気持ちを伝える櫻坂46・・・。
ハプニングやアクシデントが起きた時こそ、それに直面した人たちの「人間力」が試される。
今回の難題を鮮やかに、そして爽やかに乗り越えたファンとメンバーの皆さんの姿勢をみて、このグループを応援してきたことが本当に誇りである。

彼女たちがアルバムの発売を機に見せてくれた覚悟と挑戦は、彼女たちの中に「櫻坂46」としてのスタイルが確立していることの裏返しなのかもしれない。
少しずつ築き上げてきたスタイルに自信があるからこそ、どんな環境であっても、自分たちのパフォーマンスをやり遂げることができるのだろう。
音楽番組に出演するタイミングが合わないのであれば、自分たちが利用できる媒体をフルに活用して、その場を作れば良いだけ・・・という彼女たちの声が聞こえてきそうである。
大人たちがお膳立てしてくれた環境で間に合わないのであれば、自分たちで道を切り拓いていこうという気概すら感じられる。

フェスやライブを控えた今、彼女たちの勢いを止めることはできない。



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