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2年目も新しい試みから幕を開ける ~【櫻坂46】「五月雨よ」シングル収録楽曲の情報より~

4枚目シングルの発売を3週間後に控え、やっと各Typeの収録曲と特典の情報が解禁された。
今まで通り、新曲が7曲という構成に変化はなかった。
既に楽曲解禁されている3曲に追加して、以下の4曲が収録されるようだ。
④櫻エイト参加曲「断絶」
⑤BACKSメンバー参加曲「I'm in」
⑥新ユニット曲「制服の人魚」
⑦表題メンバー2曲目「恋が絶滅する日」

目新しいところでは、④櫻エイトだけが参加する楽曲が用意された点があげられる。
どちらかと言えば、ライブで酷使されることになる櫻エイトメンバーの稼働を分散されることを目的として、ユニット曲やBACKSメンバー曲が増えることを予想していたのだが、何故か、櫻エイトだけが参加する曲が準備されたのが面白い。
これは、ライブなどで、BACKSメンバー曲が始まる前のつなぎとして披露されることを想定しているのだろうか。
表現力が高いメンバーが揃っているだけに、なかなか楽しみな楽曲となりそうである。

⑤のBACKSメンバー楽曲が増えたのも、ライブでのパフォーマンス機会を均等にしようという意図が感じられる。今年は、BACKS LIVE自体が、それほど頻繁に開催されなくなることも予想されているので、このような楽曲が増えることは、ファンとしても嬉しい采配であると言えるだろう。

⑥の新ユニットは、少し謎が残るメンバー構成である。
二期生だけのユニットなのだが、参加メンバーの何に注目されて構成されたユニットなのだろう。
今までは、「ジャマイカビール」メンバーや「ふたりな」など、ダンスが上手かったり、歌が上手いメンバーが集められたというように、わかりやすい理由がすぐに思いつくのだが、今回の「武元さん、森田さん、守屋さん、山﨑さん」という構成には、すぐに思いつく共通点がない。
引き画で眺めた時、山﨑さんだけが高身長であり、デコボコとした印象になる。声も、可愛らしい武元さんや守屋さんの声と、どちらかというと低めで太い声の森田さんと山﨑さんでは、かぶる要素も少ない。
どこか欅坂46時代の謎ユニット「FIVE CARDS」のような違和感を覚えるのだが、楽曲を聴くことで、納得できるものなのかもしれない。
どちらにしても、ミニライブなどで早くパフォーマンスが観てみたいユニットである。

⑦の「恋が絶滅する日」は、表題曲参加メンバーから、理佐さんだけが抜けたフォーメーションで歌われるものらしい。
森田さんセンター曲「車間距離」に続いて、櫻エイトから理佐さんだけが参加していない。
これは、理佐さんが卒業した後の影響を考慮したものなのだろうか。
それにしても、今回のように、同じメンバーでパフォーマンスする曲が、同じシングルの中に二つもあるというのも珍しい。
しかも、表題曲の「五月雨よ」に続いて、恋愛がテーマの楽曲のようである。
「五月雨よ」が、好きな人への思いを募らせつつ、今ひとつ踏み出せない状況にある主人公に、そっと寄り添い、勇気づける楽曲であったので、この曲は、失恋をテーマにしている可能性もあるだろう。
これまた楽曲解禁が、非常に楽しみである。

今回のシングルの中で、通常盤が、理佐さんの卒業を記念した特別仕様盤となったのも、収録されている大半の楽曲に、理佐さんが参加していることが理由であるようだ。
収録された楽曲の情報解禁と同時に、特別仕様盤のジャケットアートワークも公開されたが、もう安定の美しさと魅力にひれ伏すファンが続出することは間違いない。
欅坂46時代から、芸術的アーティスティックなジャケットが多かったこともあり、メンバーの表情がアップになったものが極端に少なかったので、今回のような特別盤のジャケットは、ファンには嬉しいプレゼントとなるだろう。

櫻坂46にとって、2年目の幕開けとなる4枚目シングル「五月雨よ」は、新しい試みが盛り沢山のようである。


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