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勝負の曲 ~【櫻坂46】「五月雨よ」音源初解禁~

予告通り、「レコメン」にて、櫻坂46の4枚目シングル「五月雨よ」の音源が初解禁された。
もう山﨑さんの第一声から、既に好きだった。
前作までの表題曲とは、大きく方向転換しており、2年目を迎えた櫻坂46の「意気込み」が感じられるものとなっているのが嬉しい。

彼女たちも、ついに「恋愛曲」を表題として歌う段階フェーズに入ったか~というのが、率直な感想である。
それでも、「生々しさがない」恋愛が綴られているのが、特色と言えるだろう。
どちらかと言うと、少し未熟な恋愛を想起させる部分も多いので、山﨑さんがセンターとなっているのが、ベストな選択であることがわかる。
彼女が持っている「素直さ」や「天真爛漫さ」、「明るさ」や「前向きさ」などが前面に出ることで、今回の歌詞に厚みが出てくることが期待できるだろう。

音源を聴いてしまうと、MVが楽しみで仕方が無いのだが、ティザー映像を観てもわかるように、今回も、かなり力を入れていることが予想される。
普通であれば、今週末~来週にかけてのタイミングで、MVも解禁される流れとなりそうなのだが、ここで、別編集のティザー映像で焦らしてくるのも、話題を盛り上げるという意味ではありなのかもしれない。

これだけゆったりとした楽曲となると、本当の意味でパフォーマンス力が問われることになるだろう。
勢いや激しさだけでは、楽曲の世界観が伝えられないからだ。
しかし、今の櫻坂46であれば、何の心配も要らない。
彼女たちの表現の幅が、広く深く繊細になっていることは、昨年のライブでも確認できている。
せっかくの機会なので、極限まで「玄玄微妙」な世界を追求してみるのもいいかもしれない。
そのために、日本古来の芸術に触れるというのも、一つの方法である。
タイトルの「五月雨よ」にちなんで、和歌や俳句をやってみるのもいいだろう。
季語でもある「五月雨」を使った俳句をいくつか用意しておくと、TVやラジオ番組で急にふられた時でも、慌てることなく対応できるはずである。
意外にベタなところから、企画となることも多いので、考えられる当たり前のところは、抑えておくとよいだろう。

まさに新情報を欲しているファンの心に、五月雨のように、潤いを与えてくれる日々が、ついに始まった。



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