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「私」のない行動 ~【櫻坂46】数週間経っても・・・~

理佐さんの卒業コンサートも無事に終わり、メンバーの皆さんもやっと落ち着きを取り戻したようだ。
個人の公式ブログやInstagramでも、卒コンについて、それぞれにオフショットを上げていることをみても、あの時の興奮を懐かしんでいることが伝わってくる。
卒業することはわかっているのに、コンサートが終わるまで、どこか実感が無かったのだろう。
いなくなって初めて、その存在の大きさが実感できたのかもしれない。

卒コン終演後のブログを最初に上げたのが、藤吉さんであったことを見ても、彼女がどれだけ理佐さんを慕っていたかがわかる。
普段は、それほどブログを更新しない彼女をここまで行動させてしまうことをみても、彼女にとって、いかに理佐さんという存在が大きなものであったのか、改めて知ることができる。
次にブログを上げたのが山﨑さんである。
この二人は、理佐さんのメモリアルブックで、二期生の中からインタビュー対象として理佐さんから選ばれたメンバーである。
今回の二人の行動を見ても、理佐さんの愛情はしっかりと本人たちに伝わっていたことは間違いない。
FC限定配信ラジオ「さくみみ」でも、この二人が卒コンについて話してくれている。
メモリアルブックの中でも紹介されていることだが、ファンからは、それほど饒舌という印象のない理佐さんが、二期生たちに対しては、しっかりとグループの先輩として、また「お姉さん」として接していたようで、それぞれの中に、しっかりと素敵な思い出や言葉が残っていることがわかる。
中でも、藤吉さんと山﨑さんに対しては、グループの中心となって櫻坂46を牽引してくれるメンバーとして、かなり期待しているのだろう。
元々「情が深い」理佐さんが、惜しみない愛情を注ぎ、積極的に言葉をかけることで、持てるポテンシャルをすべて解放して、もっともっと輝いてくれることを願っていたことが、お二人の発言から読み取ることができる。
特に藤吉さんは、山﨑さんや森田さんなどと比べると、器用な方ではないので、一番のファンとも言える理佐さんも歯痒く感じていたのかもしれない。
メンバーとして一緒に活動できる時間をかなり費やして、藤吉さんに絡んでいたことは間違いない。
これが、藤吉さんがよく口にする「叱ってくれる存在」という言葉につながってくるのではないだろうか。

理佐さんのメモリアルブックを読んでいて思うことは、理佐さんの周りにいる人は、彼女に対して、もっと「自分の時間も大切にして欲しい」と願っているということだ。
これは裏を返せば、理佐さんがいかに「グループに対して愛情深く尽くしてきたか」を示していると言えるだろう。
彼女がしてきた「無私わたくしなき」の行動は、メンバーや周りの人たちを大きく感動させるものであったことは間違いない。
そんな理佐さんへの感謝の思いが、卒業コンサートになり、メモリアルブックになり、卒業記念企画となって結実したのだろう。
このような「温かい交流」は、たとえ当事者でなくとも、しっかりと伝わるものである。
理佐さんの卒業コンサートのことを語る時、皆が一様に「温かい」という感想を言っているのも、理佐さんの愛情が、グループや会場全体に広がって、それに必死に応えようとする人たちの気持ちが溢れていたからだろう。

次は、その持てる力や時間を存分に自分に費やすターンである。
理佐さんが、どのような活躍を見せてくれるのか、もう期待しかない。



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