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まずは自分から ~【櫻坂46】世界中の人々に寄り添うためには~

11月24日、『ロレアル パリ WOMEN of WORTH Award』授賞式において、櫻坂46に特別功労賞が授与された。
今回の賞は、「ロレアル パリ」が、ブランドスローガンである「because youʼre worth it(あなたにはその価値があるから)」の誕⽣50周年を記念して、『自分らしさを表現し、全ての女性に勇気を与える、価値ある活動を行っている人』を表彰するものとして与えられる。

グループを代表して、森田さん、田村さん、Wわたなべの4名が授賞式に出席した。
そこで田村さんが、表現者として目指しているゴールや活動ポリシーについて質問され、次のように発言している。

櫻坂 46 のメンバーとしてかっこいい⼥性の姿をたくさんの⼥性に伝えていけるよう頑張りたいと思っています。まずはありのままの⾃分をできるだけ肯定し、⾃信を持つための努⼒をすることを⼤切にしています。そうすることで、⽇々の⽣活やお仕事によりよい影響を与えることにつながっていると思っています。また、他⼈にばかり⽬を向けるのではなく、⾃分を⾒つめるようにしています。グループにはたくさんのメンバーがいてそれぞれの良さがあります。これからもお互いに切磋琢磨しあいながらよりよいパフォーマンスを⾏っていけるように頑張りたいと思います。

ACTRESS PRESS 櫻坂46『ロレアル パリ WOMEN of WORTH Award』受賞より

授賞式の直後に、モデルプレスさんによるインタビューが実施され、そこで改めて、活動ポリシーについて質問されている。
まず、梨加さんは、「周りのペースにあまり流されず、自分のペースで、穏やかな気持ちで活動することを心がけています」と回答しており、彼女にしか出せない独特の雰囲気と、ゆったりとした時間が感じられる発言となっていた。
つづいて理佐さんは、次のように話している。

活動を通して皆さんに「明日を生きる活力」を与えられたら良いなと思っているので、楽曲を聴いてくださる方に寄り添えるようなパフォーマンスをしたり、ファンの方に想いが伝わるような活動をしたりすることを意識しています。
でも、そのためには自分自身が楽しんで活動することが1番だと思うので、支えてくださる皆さんを大切にしながら楽しんで活動することがポリシーです。

モデルプレス 櫻坂46、改名から1年でファンの変化も実感より

二期生の田村さんも、改めて、活動ポリシーについて話している。

櫻坂46としても個人としても常に何かしらの目標を掲げて、それに向かって努力し続けることを止めずにやっています。これからも挑戦することを恐れずに頑張っていきたいです。

モデルプレス 櫻坂46、改名から1年でファンの変化も実感より

このように、彼女たちの回答をみていると、

「自分のペースで、穏やかな気持ちで活動する」
「自分自身が楽しんで活動することが1番」
「個人としても常に何かしらの目標を掲げて、
 それに向かって努力し続ける」

というように、それぞれのメンバーが「自分」を大切にしながら、成長しようとしていることがわかる。
グループ全体として、海外進出を視野に入れて活動をしている彼女たち。そのような大きな目標を達成するために、まず「自分をみつめる」ということから始めているのは、とても素晴らしい姿勢であると言えるだろう。

四書五経の一つである『大学』の中に、「修身斉家治国平天下しゅうしんせいかちこくへいてんか」という言葉がある。
これは「天下を治めるには、まず自分自身を修めて正しい行いをするように努力し(修身)、次に家庭をきちんとととのえ(斉家)、その次に国家を立派に治め(治国)、そして天下を平らか(=平和)にすべきである(平天下)」という儒教の基本的な考え方を表している。
「天下を治める」というように大きな目標を達成するためには、まず「自分」に目を向けて精進していくことを勧めているのだが、先ほどのインタビュー記事をみても、彼女たちが既に同じような心持ちで日々過ごしていることがわかる。

先ほどのインタビューでは、森田さんも、とても素晴らしい心がけで活動していることを話してくれている。

初心と感謝を忘れないことを心がけています。こうして今活動できていることは当たり前ではないということを常に認識して、1つ1つのお仕事に感謝して丁寧に頑張ることを大切にしているので、ファンの方にもパフォーマンスを通して感謝を伝えられたらいいなと思います。

モデルプレス 櫻坂46、改名から1年でファンの変化も実感より

このような姿勢を続けている彼女たちが、世界中の人々に勇気を与え、心に寄り添う日は、案外早く訪れるのかもしれない。










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