涙は枯れ果てた
ごきげんいかがでしょうか。
私は自宅でシュラフで寝るのがマイブームです。
ダウンに包まれて寝たくてw
今日は読書の秋ということで涙が出なくなるほど泣けた素晴らしい本のご紹介です。
四季大雅著「わたしはあなたの涙になりたい」です。
私のお嫁様の出身が福島で、帰郷した際に立ち寄った私の大好きな郡山の某書店で見掛けて、とても気になったので買った本でした。
四季大雅先生のサインと共にディスプレイされたその本には、とても可愛らしい女の子が描かれていた。柳すえ先生のイラストでした。
気になって買った本なのになかなか読む機会が作れなくて、やっと落ち着いて読めた。
一気読みだった。
物語の始まり方はピンと来なかった。
読み終わりが近づいてきてから、この書き出しの意味が分かった。
本に付いていた帯にこう書かれていた。
これは涙で始まり、涙で終わる物語。
「審査なんてとんでもない。美しい物語をありがとう」磯光雄 監督
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ブックカバーに書かれてある作品紹介
全身が塩に変わって崩れていく奇病“塩化病”。その病で母親を亡くした少年・三枝八雲は、ひとりの少女と出会う。天才的ピアノ奏者である少女の名は、五十嵐揺月。彼女のピアノに対する真摯さと、その繊細な指でいじめっ子の鼻をひねり上げる翻弄さに、八雲は我知らず心惹かれていく。高校へと進学し、美しく成長した揺月はイタリアへ留学してしまう。彼女と自分との間にある圧倒的な差を痛感した八雲は、やがて小説を書き始める。揺月との再会はある日突然訪れたーーそれが自分の運命を大きく変えることを、彼はまだ知らなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
物語は所々深刻に落ちますが、「ふふふ」と笑える所も有るし、読み進めて行く内に好きな登場人物も出来るかも知れません。
この作品紹介で書かれていない部分は書きませんが、おすすめ行動として3つ。
・じっくり落ち着いて読める時間に読む。
・ショパンを聴きながら読む。
・箱ティッシュは身近に置いておく。
何度も読み返したくなること間違い無しです。
そして可能だったらロケ巡り的なこともしたくなります。
偶然にこの本を手に出来たこと、読み返す毎にいただける幸せを著者の四季大雅先生をはじめ、関わった全ての人に感謝のことばを贈りたい。
うさぎの目と頭痛をありがとうございましたと。
冗談です。。
今日も元気で。
笑って✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?