京成杯AH:全馬プチ雑感&ポンコツ予想
カテドラル
機動力があり、小回りに対応できるタイプ。ただしさすがに衰えた感はある。
ディスペランツァ
ストライドの大きい走法。仕掛けたときの脚の回転が早く、一気にトップスピードにもっていける。瞬発力勝負に強い。
キャットファイト
緩いペースを我慢させることが苦手。将来的には距離短縮してもいいかもしれない。
ディオ
ストームキャット的。追走能力が高く、速い流れに乗っていける。スローペースだと良さがだしづらい。
ショウナンマグマ
スタミナと持久力に優れたタイプ。脚が速いほうではないので、道中でひと呼吸おけるゆとりがほしい。
エエヤン
距離はマイルが合うと思うが、前進気勢が強すぎて消耗してしまう。逃げるかたちが理想だが、スタートが速くないのが難しいところ。
キタウイング
スランプ脱出への打開策が見当たらず、ちょっと難しい状態。
サンライズロナウド
牝系の影響が強い突進型。マイルだと折り合いが難しい。走りやすいのは千二だと思う。
エアファンディタ
エンパイアメーカーの気質がでたタイプ。揉まれるかたちは苦手。
アスコリピチェーノ
底力型の血統構成だが、字面のイメージより柔軟性がある。折り合いもつくので、牝馬らしい決め手をいかす競馬ができるのが強み。
ジューンオレンジ
短距離を猛進する癖を矯正中。今のところまだ前向きさに手こずっている様子。
オーキッドロマンス
逃げるかたちが理想だが、ハイペースの消耗戦は向かない。体のつくりがゆったりとしているので、逃げられればという条件つきだがマイルには対応できると思う。
セルバーグ
スタートが不安定。でもハナを取り切るまで絶対に諦めない。ペースアップ製造マシン。
ドルチェモア
3歳以降、精細を欠くレースがつづいている。どこかで千二+ブリンカーというパターンを見てみたい。
タイムトゥヘヴン
タフ寄りのタイプ。完全な追い込みスタイルのため、先行馬が総崩れにならないと苦しい。
コラソンビート
ヘイローの素軽さがでた千四向きのスピード型。マイルだと終いで甘さがでる。
ポンコツ予想
逃げないと気が済まないうえ、緩めることを知らないペースアップ製造マシンのセルバーグ。ところが今回厄介なのは、ひとつ隣の内枠がオーキッドロマンスだということ。千四で逃げることができる快速馬。この馬からハナを奪って主導権を握るためには、それなりの時間を要しそうです。そうなると序盤から速い流れになり、そのまま緩むことなく勝負どころに突入していきそうです。引き締まったレースになるのではないでしょうか。
そんな流れを想定して、ディオを本命にしました。ストームキャットの影響が強く、追走能力に長けた馬。淀みない流れほど良さがでます。逃げ馬2頭がバチバチにやりあう初角を内でやり過ごしたあとは、流れについていけば気分良く走ることができるはず。サマーマイル王者の座を勝ち取る快走を期待します。
◎ディオ
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