トニービン×ストロベリーロードの効果を考える
トニービンは柔らかい体質と持続力を伝える血。東京のような広いコースで活きる、重厚な決め手が武器です。一瞬の切れ味や、俊敏なスピードとは違うため、ここでは「重厚斬れ」と書くことにします。
この重厚斬れの源泉となっているのが、トニービンの父であるカンパラです(それ以外の要因も関係していますが、今回は割愛します)。カンパラは血統内にグレイソヴリンとハイペリオンを併せもっています。グレイソヴリンが柔軟性、ハイペリオンが持続力の担当です。このふたつが融合して重厚斬れに昇華され、トニービンへと伝わっています。
トニービンの重厚斬れをさらに強化する手段として、ストロベリーロードを組み合わせるパターンがあります。
注目すべきは、ストロベリーロードの母の父・リッチギフトの血統構成。リッチギフトはグレイソヴリンの親戚にあたる存在。また血統内にハイペリオンを併せもっています。つまり(トニービンの父)カンパラの核であるグレイソヴリンとハイペリオンの両方を刺激できるのです。
この仕組みを活かした活躍馬
※活躍馬がでるたびに追記します
リバティアイランド
ドウデュース
ハーパー
※トニービンとストロベリーロードの関係については、師匠の望田潤さんも以前よりブログで触れています
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