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重賞勝ち馬考察:ローシャムパーク(オールカマー)

父:ハービンジャー
母:レネットグルーヴ
母父:キングカメハメハ


 母のレネットグルーヴは、歴史的名牝のエアグルーヴを礎として、そこからサンデーサイレンス、キングカメハメハというA級種牡馬によって紡がれてきた繁殖牝馬。その母にハービンジャーを配して誕生した本馬は、まさにピカピカの良血馬です。

 ハービンジャー×母の父キングカメハメハの組み合わせは、ブラストワンピース(有馬記念)、モズカッチャン(エリザベス女王杯)などの活躍馬をだしています。最近は目立った実績がなく、大物の登場は久しぶりですね。

 上品な血統構成であるがゆえ、どことなく繊細で、温室育ちっぽさ感じていた馬です。しかし近走の走りをみて、その印象は大きく変わりました。血統背景から、僕が勝手に先入観をもっていただけかもしれませんが、いままでとは雰囲気が違った印象を受けます。

 この一族は成長力に富んでいることが一番の強みです。本馬も着実に力をつけてきました。今年の京王杯SCを勝ったレッドモンレーヴは、本馬と同い年の近親。2頭ともおなじような成長曲線を辿っていますね。


※数値や一言メモは個人の主観です


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