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GⅠ勝ち馬考察:キングズソード(帝王賞)

父:シニスターミニスター
母:キングスベリー
母父:キングヘイロー


 父のシニスターミニスターは、シアトルスルー、セクレタリアト、ボールドラッドという3本の「ボールドルーラー×プリンスキロ」血脈を内包。アメリカの軽いスピードが固定された種牡馬です。逆に母のキングスベリーには、パワーに秀でた血であるバックパサーが3本あります。父のスピードを母のパワーが支えることで、力強い推進力を生み出す構造です。

 祖母のリボンストロベリーは、デインヒル×ラシアンルーブルという泥臭い血統構成。そこにキングヘイローを配して誕生した(本馬の母)キングスベリーは、スクアンダー4×4でパワーを強力に増幅しています。地方のタフな馬場でもまったくへこたれないところを見ると、母方のパワーが、この馬の本質でしょうか。

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 その一方で、もともとは渋った馬場で結果をだしてオープンまで上がってきた馬。父の「ボールドルーラー×プリンスキロ」的なスピードもしっかりと兼備しています。追走能力も高く、総合力に秀でた一流馬です。


※数値は個人の主観です


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