まめ

主に読んだ本の覚書をしています。作家では東野圭吾や米澤穂信の作品をよく読みますが、面白…

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主に読んだ本の覚書をしています。作家では東野圭吾や米澤穂信の作品をよく読みますが、面白そうなものであれば作家関係なくなんでも読みます。児童書も読んだりします。

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読書録始めます

今更ながら読書記録をしていこうかなと思い、noteを始めてみました。 始めた理由読書は好きなんですが、今まで読んだ本を全て記憶しているのは当然無理なわけで。「内容は覚えててもう1回読みたいけど、タイトルや作者が思い出せない」なんてこともざらにあります。なので、まずは自分の覚書として始めようと思い立ちました。 覚書だけなら個人のメモ帳にでも書けばいいのですが、「他の人に見られるかもしれない」という意識で書けば読みやすい文章を心がけられるのでは、と思ってnoteを始めた次第で

    • 【読書録】04.『18禁日記』(二宮敦人)

      『18禁日記』(二宮敦人、TOブックス、2013) 様々な人の日記を集めたオムニバス形式の小説。タイトルの「18禁」はグロの方です。 【あらすじ】  徐々に視力を失っていく女性、小学生の頃から悪事を繰り返す男性、血などが苦手だったが平気になっていく医大生──彼らは徐々に狂っていき……  日記やブログ、メール形式で綴られていくこの小説は、人間が狂っていく様を感じられ、ホラーテイストもあって面白い作品でした。(ホラー映画などが好きなので)  個人的には就活生の日記が印象的でし

      • 【読書録】03.『烏に単は似合わない』(阿部智里)

        『烏に単は似合わない』(阿部智里、文藝春秋、2014) この作品は人間の代わりに八咫烏が支配する世界という設定の和風(平安)ファンタジーです。この作品は漫画も出ているので、小説はちょっと…という方にもオススメです。かく言う私も漫画を見て好きになりました。なら何で小説も読んだのかと言えば、やっぱり小説でしか描かれていない部分や細かい感情の機微がわかるんじゃないかと個人的には思うからです。 【あらすじ】  姉の代わりに若宮の后候補となり登殿することとなった二の姫。朝廷での権力争

        • 【読書録】02.『真実の10メートル手前』(米澤穂信)

          『真実の10メートル手前』(米澤穂信、東京創元社、2015) この作品は米澤穂信の『さよなら妖精』に出てくる太刀洗万智という登場人物が大人になってフリージャーナリストとして事件に関わっていく短編集です。『さよなら妖精』は読んだ記憶はあるのですが、随分前のことなので内容が殆ど記憶になくて…これをきっかけにまた読み直そうと思います。というか、この作品の前に出されている『王とサーカス』もまだ読んでないから読もう。好きと言いつつ熱心に追っているわけではないから、読んでない作品まだあり

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          【読書録】01.『七人の鬼ごっこ』(三津田信三)

          『七人の鬼ごっこ』(三津田信三,光文社,2011) なぜこの本が初手なのかは、ぶっちゃけ意味はありません。読書録を始めようと思って直近で読んだのがこれだったからっていう、単純な理由です。  図書館で物色中に何気なく目に入ったタイトル──『七人の鬼ごっこ』。  ホラー要素を感じ取って借りてみました。(余談ですが、私はホラーがとても好きで、よくホラー映画を見たり怪談話を聞いたりしています。)  見るからに表紙からホラー感漂ってますね…  以下から内容に触れていきますが、ネタ

          【読書録】01.『七人の鬼ごっこ』(三津田信三)