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【海外在住日本人】コロナウイルスによる生活への影響 レポート3

買い物

基本的にはスーパーマーケット、ドラッグストア、ガソリンスタンド、テイクアウトのレストランなどは開いているようです。ただ、スーパーマーケットなども時間を短縮して営業していたり、紙類が不足していたり、小麦粉や一部商品が品薄なこともあるようです。Amazonなどの宅配もありますが、地域によっては宅配に時間がかかっていたり配送がパンクしているのかなかなか届かないこともあるようです。

🇮🇹イタリア
買い物は1家庭から1人しかいけない。スーパーの待ち時間を教えてくれるWebサイトがある。

🇳🇱オランダ
老人専用買い物時間があり、老人との接触を避けるようにしている。

🇰🇭カンボジア
輸入が閉ざされれているため野菜類が高騰している。

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空っぽの商品棚(オランダ)

学校

学校は閉鎖されている地域が多く、大学はオンラインで授業が行われているところが多いようです。保育園は閉鎖のところも多いですが、医療従事者やインフラに従事する人たちのために開いているところもあるようです。欧米の新学期が9月始まりの国では9月までの休みを決めている地域もあるようです。

仕事

オンラインで在宅勤務されている方、アルバイトなので無給になっている方など職種によっても様々です。

🇺🇸アメリカ
・ほぼ全ての会社、組織がオンラインを強制(マサチューセッツ州)
・子どもが家にいる中で在宅勤務
・研究施設閉鎖のため在宅勤務

🇨🇦カナダ
・勤務時間が普段の半分以下(オンタリオ州、レストラン)

🇩🇪ドイツ
・通常勤務(医療職)
・ホームオフィス推奨
・時短勤務

🇳🇿ニュージーランド
・家庭教師のため無給。パートナーの仕事は休みだが仕事は保証されている

🇦🇿アゼルバイジャン
・レストラン事業は自主休業、営業時間の規制、貿易事業はオンライン(流通はストップ)

🇰🇭カンボジア
・多くの企業がまだ稼働している
・日本人駐在員は家族を帰国させたり、在宅勤務対応をしているところもある
・観光で成り立っているシェムリアップの経済ダメージが大きいのではないか
・4月のクメール正月に実家に帰らないように説得するのが大変(店舗マネージャー)

政府からの経済的な支援

🇺🇸アメリカ
仕事の有無にかかわらず確定申告をしている人は、$1,200受け取れる。(アメリカ市民、グリーンカード保有者)

🇨🇦カナダ
4月1日より仕事をなくした、仕事ができない人への支援策が始まるようです。月に2000ドル(17万ほど)が普及されるというのを見ましたが、具体的には未定のようです。

🇰🇭カンボジア
2月28日に感染症の影響により操業困難な工場についての労働契約停止に関する指導が出ました。
感染症の影響で、原材料が不足し、製造に支障を来たしている工場が対象で、その対象業種は、繊維・縫製・履物・旅行用品・鞄の製造工場とされています。労働契約の停止の間、最低賃金の40%の支払いで足り、労働者は、条件付きですが、政府から最低賃金の20%の手当を受けることができます。
しかし、業種がかなり限られているのでその他業種には全く支援が示されていません。

🇳🇿ニュージーランド
20時間以上勤務するスタッフ一人につき、週585.80ドルを12週分補助が出ました。

🇨🇳中国
中国政府から社会保険が6月まで一定の減額、免除があります

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アンケート実施日:2020年3月27日〜2020年4月1日
アンケート方法:インターネットで募集、グーグルフォームにて収集
回答数:25

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