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カルメル会の女子修道院長宛てに手紙を書きたい...

カバー写真は、伝承折紙にて「修道女」です。

タイトルは、わたしが今年中に「やりたいこと」の1つです。

まず、話の前振りとして、「リジューのテレーズ」と呼ばれる…24歳で生涯を閉じた女子カルメル会の修道女がおります。

彼女の晩年に患った病は、当時、不治の病であった「結核」だったのですが、その彼女の最晩年における言葉を集めた『最後の言葉』という本があり…わたしは、それを、東京にあるキリスト教専門図書館である「聖三木図書館」の蔵書から読んだのですが、その「死」(※クリスチャンにとっては「永遠のいのち」)に向かっていく様子が、病魔の進行してゆく過程と同時に描かれており、とても衝撃的な印象を覚えた1冊だったのを、今でも、うっすらと記憶しております。

その『最後の言葉』は「絶版本」なのですが、聖母文庫にて「品切」になっている『死と闇を越えて‐テレーズ、最後の6カ月』という1冊もあるのですが、文庫本だというのに…こちらは「Amazon」においては「プレミア」が付いてしまっていて、えらい高値になっています。

リジューのテレーズと云えば、以下のような写真の「イメージ」であるはずの女性なのですが…

右端の修道女が「テレーズ」です

最晩年のテレーズは、結核に犯されて「寝たきり」の状態になりました…でも、その視線には、信仰者としての、強い意志を宿しており、おそらく死の間際まで、病苦に絶えながらも、彼女は、彼女自身であり続けたことを、写真からも、うかがい知ることができます。

その「リジューのテレーズ」が…女子カルメル会にとっての重要人物が、昨年度、教皇フランシスコの「使徒的勧告」にて取り上げられました。


この「邦訳」が出来上がるのが、早くても2024年1月以降と、わたしは、ノートルダム・ドゥ・ヴィ会員の「片山はるひ」氏の講話より、聞き及んでいるのですが…1日も早く、その全訳を一読してみたいと、願っている一人です。

ちなみに、最近の「片山はるひ」氏の講話は、こちらから…。
※YouTubeにて、聴くことができます
※昨年10月の「Part1」から12月の「part3」までリンクしておきます

現在、2024年1月末なのですが、教皇フランシスコの「使徒的勧告」、リジューのテレーズについてのものが邦訳にて出されたら、早速、様々な方々に、それを届けようと思っております。その送り先には、カトリックあり、聖公会あり、プロテスタントあり…特に、わたしが重視したいのは、女子カルメル修道会の「修道院長」宛てに、書簡を綴りたいと思っています。

観想修道会による「祈り」の力によって、私たち世俗の世界も支えられていること。アビラの聖テレジアもさることながら…

アビラのテレジア(挿絵)

とくに、わたしは、今回の教皇における「使徒的勧告」を重要視して、リジューのテレーズに焦点を当てたいこと…彼女の名において、女子カルメルの方々と「祈り」を重ねたいこと…そして、わたしたちの召命、そのために祈って欲しいことを、書簡にて、伝えたく思っています。

リジューのテレーズ、カラーに復元した写真から…

現段階において、小生が調べたところによると、女子カルメル会(観想修道会)は、全国に、9か所あるので、の場所の「修道院長」宛てに、手紙を書きたく、願っています。

それは、リジューのテレーズを通じての…現世とは隔絶された「暮らし」を…祈りの生活を送っている…奉献生活を過ごしている修道女たちに向けた、この世の塵芥(ちりあくた)にまみれた、世俗にあって暮らしている、「わたし」というクリスチャンからの私信となります。

果たして、その手紙が、無事に、女子カルメル会の、上長である「修道院長」の目に触れることになるのかどうか?さえも、今のところ不明ですが…彼女たちに手紙を書いて送ることを、わたしは、今年の目標にしております。

ただただ、リジューのテレーズに「とりなし」を願いたいと思います。

願わくば、わたしの「望み」が、適いますように…。

サポートして頂いた金額は、その全額を「障がい者」支援の活動に充当させて頂きます。活動やってます。 https://circlecolumba.mystrikingly.com/