見出し画像

積読(つんどく)のススメ▶youco

横浜読書会KURIBOOKS参加者の youco です。
よろしくお願いします。
横浜読書会KURIBOOKSー好奇心を解き放とう
~参加者募集中~

これから読もうと思って、手元に積んである本。いわゆる積読本。
みなさんは、どのくらい積んどく人ですか?私は…常に100冊以上積んであります。ちなみに今調べたら122冊ありました。

これを重圧と感じる方もいらっしゃるでしょう。私は、これに幸せを感じます。常に読みかけの本がある日常なので、どのタイミングで本を読み終わっても、次に読む本が目の前にズラリ。しかもどの本も、一度は読みたいと思って購入した本ばかり。私専用の本屋さん。なんて贅沢…。

好きな作家さんの本はコンプリートしたい性質なので、とりあえずその作家さんの未読本を購入→あらすじを読んで、これは無理かも、となり放置…なんてこともあります。
しかし不思議なことに、何年か寝かせるとどこからか読むきっかけが生まれるもので、そうして積読から救済(?)されて、無事読了するものもあります。

 たとえばこんな話。

2022年8月、横浜読書会主催で「積読」をテーマに読書会が開かれたことがありました。私は100冊以上の品ぞろえを誇る《MY積読本棚》から、横山秀夫さんの「出口のない海」を手に取りました。横山秀夫さんは好きな作家のひとりで、この本は2017年に購入していたのですが、あらすじを読んだらちょっと読む勇気が出ず、気づけば5年も寝かせていました。
・・・「出口のない海」は、太平洋戦争末期、人間魚雷『回天』に乗り込んだ若者たちを描いたお話です。そう軽々に手に取れる本ではありませんでした。
しかし横浜読書会をきっかけに、5年ぶりに日の目を見て、私に滂沱の涙を流させ、無事読了本に名を連ねることができました。

 読書会で話題になった本を《MY積読本棚》から見つけて読むこともあります。これは嬉しい。私が読みたいと思って積んどいた本を読んで紹介した方がいる、という先物取引に成功したような喜び。1冊の積読本が読了本に進化する、というコレクター魂を満足させる喜び。

どの積読本も、読まれる最適なタイミングを待っているのです。

 どうですか?積読って、深いでしょ?
あなたもどんどん積読して《MY積読本棚》を作ってみませんか?

皆さまの参加を心よりお待ちしております。
横浜読書会KURIBOOKSー好奇心を解き放とう
~参加者募集中~

【投稿者】youco

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?