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読書会しおりの作りかた▶OKA

「横浜読書会KURIBOOKS」の存在を知ってもらいたくてブログを始めよう!と思い立ちました。
ゆるく、長く、続けることが目標です。
朝の横浜読書会KURIBOOKS(オンライン開催)のファシリテーターを担当していますOKAです。
よろしくお願いします。

横浜読書会KURIBOOKS - 知的好奇心を解き放とう~参加者募集中~

読書に欠かせない周辺グッズとしては、ブックカバーや読書ノートなど色々ありますが、なかでも良く使うのは栞ではないでしょうか?
本を買うと、ページのあいだに出版社が作った栞が入っていたりして、得した気分になったりします。
自分はこうした栞をまとめて取っておいて、その時々に読む本にはさんで使っているのですが、何冊も並行して読む習慣があるために栞が足りなくなることがあります。そんな時は、ティッシュを細く割いたものを栞の代わりにしていました。しかし、外出先で本を読む時などに、本の背からティッシュの切れ端がぴろーんと飛び出しているのを人に見られたりするのは少々みっともないと思っていました。
数年前にふと、横浜読書会オリジナルの栞を作れば、参加者のみなさんにもきっと喜んでもらえるのではないか(それに自分でも使えるし)と思いついて、試しにいくつか栞を作って、当時ファシリテーターを担当していた(オンラインではない)朝の横浜読書会に持って行きました。
作った栞を参加者のみなさんに配ってみたところ、どうやら好評をいただいたようなので、それから読書会で配布するようになりました。
COVID以降、オンライン開催の読書会の担当になったこともあり、参加者のみなさんと直接にお会いする機会が減ったこともあって、最近はなかなか配布できていないのですが、たまにまとめて作っては主宰者のKURIさんに渡して読書会で配ってもらったりしております。
というわけで(?)、今回は、オリジナル栞の作り方をご紹介させていただこうかと思います。

下絵
ペン入れ

・まず、栞に印刷するイラストを描きます。鉛筆で下書きしてからトレーシングペーパー上でなぞってペン画にしました。これは線のコントラストを強くして後のPC上での処理をしやすくするためです。
右のロボットの絵の方は、チェコの作家のカレル・チャペックの作品が好きなので、これをテーマにしました。
ロボットは「R.U.R.」から(ロボットの語が初めて使われた作品です。もっとも、作中に登場するのはこんなロボットらしい形のロボットではなく、もっとリアルな人間型ロボットのようですが)、ロボットが読んでいる本は「ダーシェンカ」、ロボットのとなりに描いた山椒魚は「山椒魚戦争」からです。
もう一方のアンコウの絵は、なんとなくアンコウが本を読んでいる絵が面白いのでは、と思って描いただけです...

PCへ取り込み、修正

・次にペン画をスキャナーでPCに取り込み、ペイントソフト上でサイズや線の太さなどバランスを調整したり、細部を修正したりします。
・横浜読書会のロゴと横浜読書会テーマの一文(「知的好奇心を解き放とう」「横浜読書会はあなたの味方です」)を加えました。これで印刷原稿は完成!

紙を買ってくる

・栞の材料となる紙を買ってきます。
銀座の伊東屋7Fの紙コーナー(いろいろな紙があって楽しいのでおすすめです!)や、世界堂、横浜駅のToolsなどでハガキサイズの色々な紙質の紙を買うことができます。いい感じの紙質で、かつインクジェットプリンタ対応の紙はなかなか見つからないのでプリンタ非対応の紙です。本当はインクジェット対応の紙を使うのがプリンタのためには良いのでしょうが...

印刷完了!

・印刷します。
普通のインクジェットプリンターを使っています。インクジェットプリンタ対応でない紙に印刷する場合は、自己責任で...
自分は今のところこれが原因でプリンタが故障したことはありませんが、あなたのプリンタが故障したりしても責任は負えません...
顔料インクを選択できるプリンタの場合は顔料インク(PGBK)を使って印刷すると、耐水性が高くなるようなので、こちらを選択するのが良いでしょう。

カットする道具類
カット完了!

・印刷した紙をカットします。
カッターで切る場合は、カッターマットと、縁に金属が埋め込まれた定規(or ステンレスの定規)を使うと良いでしょう(ステンレス定規はホームセンターで買えます)。ケガしないように慎重に!
沢山の栞を作る場合は、スライドカッターがあると安全に早くカットできて便利です。

栞の角を丸く切る道具

・角を丸めます。
栞の四隅の角はそのままでも良いのですが、角を丸くカットしておくと、角が折れにくくなります。栞の見た目もなんとなく可愛くなりますし。
ハサミでひとつひとつ角を丸く切っても良いですが、文具店で売っているコーナーカッター(赤いやつは「かどまるん」という商品名)を使うと早くきれいにカットできます。右は「かどまるPRO」で、大量に作る場合はこちらのほうが使いやすいのでお勧めです。

完成!!

・完成!!

というわけで、栞ができました。皆さんも読書に疲れたときは気分転換にご自分で作ってみるのも楽しいかもしれません。
横浜読書会では、こんな栞をたまに配ったり配らなかったりしております。
(注:常に配布しているわけではありません)
皆さんも自分で栞を作ってみよう!!

皆さまの参加をこころよりお待ちしております!
【投稿者】OKA

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