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下原スイカ


大玉2個入りで20kg以上の重さ

 下原スイカをいただきました。

 大玉4Lサイズを2玉。1玉10kgほどあるので、一つだけ持ちあげるだけで腰にきます。

 宅配便のお兄さんは、その2玉入りの箱を軽々と持ってくるから凄い!

ひとつだけ持ち上げるのも大変

 私が留守中に届いて、早速妻が1玉を持って2階へと運びましたが、

 「ヤバいヤバい、腰にきた!」と叫んでいます。

 半分に切ってみると、ピシピシっと鋭く割れる音と共に、

 フワ〜っといい香りが漂ってきます。


 「あぁ、これ絶対うまいやつだわ!」

 残った半分にラップして冷蔵庫に運びましたが、その半分が通常の1玉分の重さに感じました。

 「よくこのスイカ持ってきたねぇ」

 「根性出したよ」

ピッチピチの甘いスイカ

 「下原」とはどこかというと、長野県松本市波田、松本盆地の西。梓川が流れてくる谷筋に向かう土地で、

 梓川の河岸段丘の地域になります。この梓川を上流へ遡っていくと、上高地や穂高岳へと続きます。

 このあたりは、古代、白村江の戦いで敗れたことで、騎馬を強くせねばと全国に馬を育てるための「御牧」を造った。中信にはここ「大野牧」と南松本や塩尻市広丘周辺の「埴原牧」、穂高の「猪鹿牧」の3箇所の御牧があった。そして、その牧長は、なんと「秦氏」。

 京都でも嵐山の灌漑工事が得意だった秦氏は、松本においても大野牧の灌漑工事を行い、土地を開墾し荘園としていったようです。

 「大野牧」はその後なくなり、荘園としての「大野庄」も平安末期にはなくなり、「畠郷(庄)」に変わり、それが現在の松本市「波田(秦、波多)」になりました。

先割れスプーン!

 スイカをいただいてみます。

 8等分してもかなり大きい。

 お味は、甘くて瑞々しくて食感も最高でした!

 しばらく、主食になりそうです。


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