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音声ガイドのすすめ~そろそろ行きたい美術館・博物館~

わたしの趣味のひとつに美術館や博物館めぐりがある。昨今の社会情勢でこの1、2年は控えていたが、そろそろ行きたいと思いリサーチをはじめた。

上野エリアでは、ほとんどの施設で事前のオンライン予約を行っている。なるほど。密をさけるための対策がとられているなら安心できそう。大好きな東京国立博物館のサイトに行ってみる。

もうすぐはじまるのは……
伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」 : 平成館 特別展示室 2021年10月12日(火) ~ 2021年11月21日(日)

うん、仏像や書など貴重なものをみられるなんて、本当に贅沢な展示!音声ガイドを担当するのは市川猿之助さんだ。

猿之助さんの音声解説、いいなあ。行きたいな。でもまだ早いかな……。

2019年ごろから美術館や博物館の特別展を見にいく時、わたしが必ず利用するのが音声ガイドである。

美術館・博物館の音声ガイドとは

美術館・博物館の音声ガイドとは、来場者に向けて提供される展示物の音声解説のこと。音声ガイドの使用方法は、以下のふたつ。

①施設で貸し出している機器を利用する方法。

②スマートフォンのアプリを利用する方法。

施設や展覧会によって異なるようなので、ホームページなどで確認してほしい。

ここからは音声ガイドのメリットとデメリットについてお話する。

音声ガイドを利用することのメリット

音声ガイドには3点のメリットがある。

① より深く知ることができる
通常、文字で説明されている展示物の情報を音声で聴くことができる。文字だけでは伝えきれない作品の歴史や背景についても詳しく説明するので、よりたくさんの知識を得ることができる。
 
② より集中して見ることができる
展示物の周りに人が集まっていると、解説の掲示を探すのが大変。音声ガイドがあれば、指定された番号を押すだけで展示物の説明が始まる。だから、展示物の鑑賞に集中することができる。

③ より深く語りあうことができる
目からの情報だけでなく、耳からも情報を得ることで、展示内容の理解がより深まる。同行者と一緒に利用することによって、感想を語り合うことが楽しくなる。


音声ガイドを利用することのデメリット

音声ガイドには2点のデメリットがある。

① 音声ガイドを利用するには別途利用料(500円~700円ほど)が必要。


② 音声ガイドを聴きながら館内を巡ると、鑑賞時間が長くなる。

考え方はいろいろだが、わたしはメリットがデメリットを上回ると思う。まだ体験したことがない方にもぜひ利用してもらいたい。

さいごに

音声ガイドの声の主は、有名なアナウンサー、ナレーター、俳優や声優などさまざま。いずれ劣らぬ素晴らしい解説で、作品の魅力を紹介している。

「美術館や博物館はなんとなく行きにくい」と思っている方は、まずは聴きたい「声の主」を探して出掛けてみてはいかがだろうか。

わたしが今回のリサーチで絶対に行こうと誓ったのは、

東京国立博物館 2022年1月14日(金)~ 4月3日(日):平成館 特別展示室 特別展「ポンペイ」

ゆっくりと鑑賞できる社会情勢になっていることを、切に願う。


Twitter→マギー@Maggie.K(@MAGIKURI1)




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