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はじめに【全国ローカル線探訪記#0】

「つれづれなるままに、日暮らし、硯すずりにむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。(『徒然草』)

鉄道旅行を趣味としてもう15年以上は経つ。幼稚園や小学校の頃は新幹線や特急といったカッコいい列車に憧れた。しかし年を経るにつれ、長閑な車窓が目に入るローカル線の旅に何度も赴くようになった。もう5年近くは都会の路線よりローカル線を旅することが多くなってきた。とはいえその風景を写真に収めても乗車した当時何を思ったのか思い出さないのでは意味がない。そこで、備忘録としてnoteにまとめることにする。来年から旅行雑誌の出版社に勤務するので、文章力のトレーニングも兼ねようかと思う。

記事の冒頭に徒然草の最初の一文を引用しているが、そんな心づもりで書き連ねていこうと思う。

2022/6/28 松浦鉄道の車内にて

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