Experience Designer 1年を振り返る
名刺に勝手にExperience Designerと入れて名乗っています。くれほです。
ちなみに学生の時にサービスを創業した時はCDOと勝手に名乗っていましたごめんなさい。かっこいい名前すぐにいいなあと思ってしまって。。。
社会人になって1年間が経過しました。
社会人になる前の学生時代「フリーランスで仕事を頂いて受託制作やゼロからの設計や制作」「自分達でサービス創業・サービスExit」等の経験を通して「新しいもの創り出す喜び」と「思考し手を動かし足を動かす事で成果は得られる」という確信を持って社会人になりました。
そんな中挑んだ1年目の感想は「負けの多い1年だった。」といった感じです。得られた経験や知識はここ数年で一番多かったと感じていますが、成果よりも課題の方が多く残った1年で「視野を広げることに重きを置いていたけど、視座めっちゃ低かったぁ…。」と痛感した1年でした。
特に印象深く残った事を今回記録として残しておこうと思います。
新規事業を大きな組織で行うという事
新規事業のチームは生き物みたいな存在で、どこかに不具合が発生すると一気に影響がでてくる。それは実務的な部分でも精神的な部分でも。
そのため総合力の高い状態を形成・維持することが全てにおいて大切だと身をもって感じました。
「スタンダードを用いてメンバーに共通理解を図る事」や「時に存在感を発揮し周りを率いたり、時に自分自身の個性を薄くしたり透明にしたり」と個人としての立ち回りを変化させる事であったり、「創り出すモノ・コト」のみならず「常にコラボレーションするための環境や土台づくり」などの可能性を生み出す基盤を創るために自走したりと、多様な役回りをその都度柔軟に変化させて立ち回ることが大切で、それをすることがスピード感や成功失敗に大きく繋がってくると実感しました。
中でも多様性のある輪の中であらゆる決断をして前に進む "最善" を導き出すための "正しい問い" を行動や真実を通して見つけることが最も重要な要素だと感じています。
経験・方法論は全て独立した事例に過ぎない
世の中の方法論はもちろん、自分自身で経験したものですら、全て独立した事例に過ぎず、大切なのは「自分達は何が必要で今どこを見なければならないのか」や「自分達自身が今進んでいる事柄をコントロールできているのか」や「それを必要な期間継続させることはできるものなのか」や「今覗いている色メガネは自分達の進みたい成果に繋がっているものなのか」などの "一歩引いてそれらを使いこなす" ということなのかなと思っています。
そして本質的に予測できない「成果」というものを得るためにも "自分達の領域の知識や真実 × 他の領域の知識や真実" の視点を常に持って取り組み、結果を通してその真偽を確かめるプラグマティズム的な発想が、答えがないからこそ大切なんだろうと感じました。
サービスを設計していて湧き出した感情
それは「もしかしたらサービスを設計する際 "ユーザー中心" では足りないかもしれないのかな。」という事です。
「ユーザー視点でなく、自分自身がユーザー」であって、そんな自分達のためのサービスを考える。そうする事で共に作るメンバー、そして自分自身の心の中にもサービスの "温もり" を創り出す事が大切なんじゃないかと。顧客視点でサービスを展開するあまり、自分自身をサービスと切り分けた何処かに置いてしまってサービスを考えてしまうことは、本質的ではない負を生み出す理由になってしまうのかなと。
しかし、ここはまだ確証が持てないので、引き続き実践を通して確かめていこうと思います。
そんな中でも得た成果と実践を通して見つけた自身の軸
この1年新規プロダクトや新規プロジェクトと0から1にするものに色々と関わらせていただきました。その中で自分の今後の軸となるような要素を見つける事ができたのかな。。。と思っていて、それをまずは今年度の目標にしようと思ってます。
その目標とは「きっかけがあるだけで幸せになる人が世の中にたくさんいて、そういった方々にデザインを通してきっかけを創れる人になる」というものです。ざっくりですね。笑
思い返せば学生時代に創ったサービスも、自分が今やっていることも、全て「頑張っている人に自分がきっかけを創る」ものだったし、そう考えていると自分はその部分に価値を感じて色々なコトを取り組んでいるんだなぁと思えてきまして。。。なので今年度はここを中心に置いていろんなことを更に幅を利かせて取り組んでいこうと思います!
新しい年度が明けてまた色々な方に出会いたいです!
( ご飯に行っても良いよって方、お気軽にご連絡下さい! )
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Facebook : 大原 呉穂
長々と書いてしまったんですが、読んで頂きありがとうございました!
今年度もよろしくお願いいたします🌹
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