宮内庁長官が聞く耳を持たないワケ【秋篠宮】
14日夕方から15日未明にかけて、大嘗祭が行われます。
正直、大嘗祭が何なのか、とか、宗教的行事であるか否か、にはあまり興味がなく、、、(すみません)、私がずっと気になっていたのは、秋篠宮の発言です。
昨年の誕生日(11月30日)の会見。
(カメラは前半だけでなぜか退出したので、その部分の動画はありません)
結構その時話題になったので覚えている方も多いかと思いますが、おさらいを。
■大嘗祭の国費負担に異例の疑義「長官は聞く耳持たず」
新天皇となる皇太子さまが即位後初めて国民の安寧や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る大嘗祭に公費が充てられることについて、秋篠宮さまは「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と異例の言及。大嘗祭を前回と同規模で行った場合、30億円近い支出が見込まれることが背景にあるとみられる。宮内庁の山本信一郎長官に意見を述べても「聞く耳を持たなかった」と批判された。
その部分の引用です。
大嘗祭については,これは皇室の行事として行われるものですし,ある意味の宗教色が強いものになります。私はその宗教色が強いものについて,それを国費で賄うことが適当かどうか,これは平成のときの大嘗祭のときにもそうするべきではないという立場だったわけですけれども,その頃はうんと若かったですし,多少意見を言ったぐらいですけれども。(中略)ただ,今回もそうなわけですけれども,宗教行事と憲法との関係はどうなのかというときに,それは,私はやはり内廷会計で行うべきだと思っています。今でも。ただ,それをするためには相当な費用が掛かりますけれども。大嘗祭自体は私は絶対にすべきものだと思います。ただ,そのできる範囲で,言ってみれば身の丈にあった儀式にすれば。少なくとも皇室の行事と言っていますし。そういう形で行うのが本来の姿ではないかなと思いますし,そのことは宮内庁長官などにはかなり私も言っているんですね。ただ,残念ながらそこを考えること,言ってみれば話を聞く耳を持たなかった。そのことは私は非常に残念なことだったなと思っています。
これを聞いた時の感想は
当たり前だろ
です。
何が当たり前かというと、「宮内庁長官は聞く耳を持たなかった」という部分。
それはね、言ってるのがあなただからですよ!
と言ってやりたかったです。てゆか、何でそういうこと、記者会見で公に言うの?よっぽど悔しかったんだろうけど、そういうところがとても嫌です。
もし大嘗祭は「身の丈に合ったものを」(それにも言いたいことありますけどね!)とか「宗教色が強いから国費でやるべきじゃない。内廷会計でやるべきだ」(内廷会計だって、税金ですよね?)とか、思ったとしても、宮内庁に意見するところで止めておくべき。
言っても宮内庁長官が聞く耳を持たなかったのなら、それが答えということです。そんな、自分の思い付きを上の人が聞いてくれないなんてこと、日々どこでも起こってるわ。
秋篠宮は、「ぼくちゃんいいこと思いついたのに、聞かないなんて何事だ―!宮内庁っておかしいだろ―!」って思ってて、それを記者会見で言えば、賛同してもらえると思ったんでしょうけど。ここから透けて見えるのは「自分の言うことを、宮内庁(や国民)は、聞く耳を持って、受け入れて当然」という傲慢さです。
冒頭にも書いたように、大嘗祭の宗教的位置づけとか、だからどの金庫からお金を出すべきとか、私は意見がありません。もしかしたら秋篠宮は正しいのかもしれません。私が腹が立ち、あきれているのは、「宮内庁長官は聞く耳を持たなかった」ということを記者会見で言ったこと。自分の浅はかさと傲慢さを再び白日の下にさらしただけだと思いますけど、それにも気づいてないんでしょうね。
というわけで
宮内庁長官が聞く耳を持たないワケ=言ってるのが秋篠宮だから
だと思います。長官グッジョブ。謝る必要ないです。
感情的ですみません。これ、ずっとムカついていました。
※一部言葉遣いなどを修正しました。
※※秋篠宮関連では以下の記事も書いてます!
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