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小説がひと段落したので色々雑談。

挨拶と自己紹介

皆さん、こんにちは。紅羽です。

誰?ってなる方はあまり居ないかも知れませんが、noteでしか僕を知らない方も少なからず居ると思うので、簡単に自己紹介します。

仮面ライダーオーズが大好きで、毎日CSMオーズドライバーを使って『今日のオーズ』というshort動画をYouTubeに投稿して活動しています。

その他にも毎週土曜日『今週のオーズ』というshort動画を投稿していたり、コミュニティ投稿でも仮面ライダーやスーパー戦隊、ポケモンなど、自分の趣味を共有する場として活用しています。

最近ではCSMバースドライバーが届きまして、レビュー動画もどんどんと上がっています。暇だなぁと思った時にでも見ていただけますと幸いです。

因みに別件ですが、最近チャンネル登録者が1万人を突破しました!この場を借りて改めてお礼を言わせて下さい。いつも応援していただいている皆様、本当にありがとうございます!これからも応援宜しくお願い致します!

さて、自己紹介はこの辺りにして、今日は遂に完結を迎えた小説 仮面ライダーオーズ Parallel Ankhについて、だらだら雑談を連ねていこうかなと思います。

本当にだらだら書いていくので、読みにくいと思いますがご了承下さい。

あと、この先は復活のコアメダル含むオーズの映画、小説全ての内容を含みます。まだ読んだ事ない方で、ネタバレに遭いたくない方はこの先のリンクから1話に飛んで20話まで追って読んでみてください

それではこの先は小説を読んだ方、もしくは読んだ事ないけど別にネタバレに遭っても一向に構わないよって方だけが残っている前提で話を進めます

紅羽が小説を書く決意をした3つの出来事

それではまずは僕が小説を書こうと思った経緯なんかからお話出来ればなと思います。

1つ。復活のコアメダルへの批判

まずは何はともあれ、『復活のコアメダル』の存在でしょう。今でも忘れない。2021年11月5日、東京国際映画祭に映司役の渡部秀さん、アンク・信吾役の三浦涼介さん、比奈役の高田里穂さん、後藤ちゃん役の君嶋麻耶さんが出演。その後重大発表があるとの事で流れた映像は、僕達オーズファンが望み続けた『いつかの明日』を描いた完全新作の特報でした。

つまりさ、俺たちが頑張れば未来、いつかの明日にこのメダルが元に戻って、アンクにまた逢えるってこと

仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAXより

特報は会長の大きな声から始まり、Anything Goes!が流れ始めます。何故か復活した古代オーズ。紫の欲望の文字の後に現れた謎の紫の仮面ライダー。そしてアンク復活の次に現れた新しいタジャドルの姿をしたオーズ。それに加えてキャスト全集結に新しい姿のバース。最後の最後にCSMの情報解禁。情報量が余りにも多い特報でしたね。

当時叫びました。本当に嬉しかった。その日はオーズのプレイリスト何周もしました。タジャニティスピナー&ゴーダメダルセットも即ポチりました。座談会でも情報解禁の度に興奮の嵐。

そして興奮冷めぬまま、MAD動画を作りました。視聴者はぐんぐん増え、登録者も凄いスピードで増えました。そして現在では約230万再生、本当にありがとうございます。

更に続けてグリードキャスト出演解禁、予告解禁、前日譚の発表、CSMオーズドライバーver.10thとCSMバースドライバーの発売決定。間違いなくオーズは当時放送中のリバイスを凌ぐくらいの盛り上がりを見せていました。試写会の2/28がやってくるまでは。

僕は3/12に観にいく予定だったのですが、2/28に観た方は口を揃えて覚悟するべきだと言うんです。最初は「またアンクが消えちゃうとか、そういう事なのかな」と、そう思ってました。

来たる3/12、朝一で観に行きました。序盤から違和感漂う映司。アンクが映司の中にゴーダメダルを見出すと、予告で流れていた紫髪の映司が現れ、衝撃の一言を放ちました。

やばいなんてモンじゃない…火野映司は……死んだ!

仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル

一瞬時が止まりました。皆伊達さんと同じ反応だったんじゃないでしょうか。僕もその一人でした。動揺しすぎていた余り、試写会を観に行った人達の言ってた言葉は完全に頭にありませんでした。

ただ心のどこかでは信じていたんです。アンクが信吾に憑き続けた事で、信吾が一命を取り留めた様に、今回は映司の体が治るまで憑き続けてくれるだろうと。でもそれを映司自身が拒みました。

Anything Goes!はいつだって元気になれる曲だったのに、EDで流れたバラードverだけは耐えられませんでした。そして映画が終わってようやく覚悟の意味が理解できました。

ただ次の日に公開された前日譚はテレビ本編とリンクしている部分があったりして、思わず泣いてしまいました。そりゃこういう経緯があったなら、映司が手を伸ばさないわけないと。勿論テレビ本編でも小さな子供を守ろうとするシーンは何度か描かれました。ただあそこまでルゥと境遇が同じ子供が描かれたのは初めてで、映司の中で無意識に重ねてしまったのも無理はありませんよね。

映画公開後は批判の嵐でした。僕もどうにかどうにかこの結末を受け入れようと努力しましたが、時には批判している人の意見に完全同意していた時期もありました。正直今でも受け入れきれてはいません。何でだと、アンクの様に映司に問いかける事が度々あります

唯一の救いと思われていたバースX誕生秘話も、結局は復活のコアメダルの前日譚である事に変わりないため、元世界の映司については言及されませんでした。

そしてCSMタジャニティスピナー&ゴーダメダルセットが届いた時、更なる炎上が巻き起こったのでした。

2つ。ライナーノートの存在

CSMタジャニティスピナー&ゴーダメダルセット。この商品はBlu-ray、DVDに初めて付属するCSM商品として、東京国際映画祭の発表時に話題になりました。

映画公開後もフナセンさんのブログでいろんな情報が公開されていきましたが、商品としては非常に満足行く物になっていました。勿論CSMオーズドライバーver.10thの発売により、更に満足感溢れる物になったのですが、問題だったのは商品の方ではなく、特典として付属していたライナーノートでした。

結論から言えば僕がライナーノートを読んで思った事は「武部Pにとって、オーズはその程度だったのか」という事でした。色んなことが書かれていましたが、至る所にオーズを軽視してる、過小評価してる文章が見受けられたんです。僕はそれが武部さんの言葉で書かれている事が本当に悲しかった。

これ以上の詳しい内容は伏せますが、僕のYouTubeチャンネルで以前ライナーノートの感想動画をあげています。そちらでは読んだ当時の僕が、考えもまとまらずに感想を連ねてます。ただ本当に冷静になって読み返しても、頭ぐちゃぐちゃにされるのは今も変わりません。現に今この文章を書きながら再び読んでみたのですが、やっぱり納得いく部分は少ないし、やっぱり武部さんの最後の段落はやばいなぁと思ってしまいます。

ただこのライナーノートに対して否定的な意見を持った方々、悲しい思いをされた方々は本当に、本当にたくさんいらっしゃいました。CSM到着当時、円盤が特級○物なんて言われたのは、何も本編だけのせいではないと思うんです。本編であれだけの悲しみを負っても尚、心を抉る文章がライナーノートに書かれていた。それが皆に刺さりに刺さったのだと思います。

ライナーノートは2ページ両面の計4ページで構成されていたのですが、唯一最後のページにはパンフレットなどの編集・執筆を手掛けた方のメッセージが記されていました。そこには東日本大震災の事、当時のオーメダルの爆売れの事、キャストの事、コロナの事、そして映司の死についてと、色んな事が書かれていたわけですが、中でも一番最後にあった文章に心を掴まれました。

永遠に「Anything Goes!」なら……いつの日か、きっと。

復活のコアメダル LINER NOTE

勿論この文章を書いた方はパンフレットを担当した方であり、一人のオーズファンではあるかも知れませんが、とは言えこの言葉が何か別の映像作品に影響を与える力を持っている事はありません。ただ、僕はこの言葉に小さな希望を持てた。この言葉で僕もほんの少しだけ、心を落ち着かせる事が出来たわけです。

そしてそんな心境の中でYouTubeのコミュニティ投稿にある一つの投稿をします。

そして3つ。復活のコアメダルの続編嘘予告投稿

ライナーノートを読んで頭がぐちゃぐちゃになっていた僕は、コミュニティ投稿にて自分の考えた復活のコアメダルの続編嘘予告を投稿しました。

この投稿をした時点では小説を執筆しようなど微塵も考えてもいませんでした。しかしその投稿にいろんなコメントを頂くうちに、居ても立っても居られなくなってきたんです。そしていつの間にかnoteをインストールして、執筆していたという感じです。

1話を書いた時点では長く続けるつもりもなく、復活のコアメダルの最後の2シーンの間を埋める様な1話完結の小説にする予定でした。しかし思った以上に皆さんから反響がありまして、僕も描いていて楽しいなと思える様になったんですね。今なら小説家の飛羽真の凄さが何となく分かる気がします。

という事で簡単ではありますが、以上が僕の小説執筆に至った理由でした

小説を書く上で意識したこと

正直小説の流れ自体は結構書いているその場で考えている事がほとんどなので、今のこの最終話になる構想が序盤時点であったわけではありません。ただ僕がこの小説を書き始めるにあたって重要視していた事が大きく4つくらいあります。

1つ目:物語のスタート地点

まずは物語のスタート地点を復活のコアメダルの最終シーンから始める事でした。これは僕自身が復活のコアメダルを受け入れるきっかけにしたかったのが一番大きかったと思います。勿論僕だけでなくて、中々受け入れきれてない皆さんに、映司風に言えば手を伸ばしたかったんですね。この小説を読んで少しでも気持ちが楽になったり、オーズをまた愛してくれて、そしてまた少し見直してみようかなというきっかけになれば、僕的には作品に還元出来てるので素晴らしい!と大きい独り言を呟ける訳ですね。

2つ目:描写の補完

次に他の映像作品の語られていなかった部分を穴埋めする描写を入れる事で、登場人物の隠された感情を表現する事です。これに関しては先程その場の流れで作ってるとは言ったものの、かなり考える時間は設けていました。映像作品を何度も見直してみたり、本編で鍵になる描写がなかったか思い出してみたり、公式で出版されている小説に目を通したり。いろんな作品を通じてあの時の映司はこうだった、アンクはこうだったをインプットした状態で描写の穴埋めは心掛けていました。

序盤・中盤は復活のコアメダル前後の話という事で、アンク、後藤ちゃん、比奈ちゃん、伊達さん、鴻上会長、映司、信吾さん。色んな人物の視点から物語を進めてみて、それぞれの人物について改めて考えるきっかけになりました。後半ではアンクがメインになってくる訳ですが、最終盤でミハルの描写を入れたのもその場の思い付きです。ただミハルはMEGA MAXでしか関わりがなかったため、どうせならミハル視点でMEGA MAXの後半を補完すれば面白いのではないかと考え、このような最終回に至りました。

全体を通して言えば基本アンクの物語なので、アンクの心情をどう表現するかには結構気を遣いました。それこそ喜怒哀楽や五感なんかは、アンクが命を得た事で手に入れた物ですから、その全てにおいてある程度の新鮮さは必要な訳です。だからこそ、そういう心情が湧き出る時にはアンクの心の描写は基本入れるように心掛けていました。1話の冒頭なんかも、様々な感情が渦巻いてましたね。

3つ目:時系列

多分この小説を書くにあたって一番配慮したのは時系列です。正直アンクが世界を初めて超える直前までは割と早い段階で描き終わっていて、そこからどの様に本編以外のオーズが出演した作品に繋げれば矛盾なく自然になるかを1ヶ月程度考えていた時期もありました。少なくとも本編以外に次の作品を考慮する必要があります。

・小説 アンクの章/バースの章/映司の章
・AtoZ 運命のガイアメモリ
・Movie大戦CORE
・レッツゴー仮面ライダー
・将軍と21のコアメダル
・Movie大戦MEGA MAX
・スーパーヒーロー大戦
・Movie大戦アルティメイタム
・平成ジェネレーションズFLNAL
・復活のコアメダル序章/復活のコアメダル
・バースX誕生序章/バースX誕生秘話

他にもアーカイブの音声を考慮すれば平成ジェネレーションズForeverなんかも含まれてきます。これだけ見ると如何にオーズという作品が恵まれ、愛されていたのかが分かりますね。しかしこれだけの作品があると、どうしても矛盾が生まれてしまいます。完全な解消は僕にも出来ませんでしたが、僕は世界を2つ用意する事でできる限りの解消を目指しました。ただこれにより僕は時間移動の他に、世界移動も考慮する必要性が生まれました。これを可能にしたり簡単にするのがバースドライバーXと虚無の存在ですね。正直な話を言えば、バースX誕生秘話がああいう話になってなかったら、きっと僕はこの小説の執筆に至っていません。パラレルワールドの存在とその移動手段が提示されたのが、かなり大きかったと思います。

4つ目:未回収の謎・伏線

どんな作品にもありがちですが、意外と未回収の謎や伏線というのは多かったりする物です。例えばメズール・ガメルの10枚目のコアメダルや、復活のコアメダルでなぜ古代王が復活したのか、ゴーダが誕生したのかなどがそれに当たります。本小説はできる限り未回収の謎・伏線を回収した上で結末に持っていくように心掛けました。これに関してはいずれ、設定集みたいな記事を別で書く予定ですのでそちらをお待ちいただければと思います。

最終話の意味深なラストシーン

皆さんが最終話を読んだと仮定しますが、最終話のラストシーンはかなり意味深だったと思います。最後に登場した幸太郎、テディ、そしてモモタロス。彼らとアンクがどう関わっていくのか楽しみな所で、本小説は完結、そしてto be continuedとなりましたね。

実は前々からお話している通り、この小説が"一旦"終了となるのは、次のシリーズにシフトして行くためです。そしてなんと今回はそちらの予告を公開します。それでは、どうぞ!

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世界を超え、様々な時間に移動し、映司の運命を変えようとしたアンク。ミハルとアンクの行動がきっかけとなり、アンクと映司の運命の歯車が大きく動き出す

そして、アンクの前に現れたのは…

「お前らは…何のために戦ってるんだ?」

「皆の大切な時間を守るために!」
「大好きな街の平和を守るために!」
「大切な俺のダチを全員守るために!」
「人々を絶望から救うために!」
「誰一人見捨てないために!」
「人々の思いを未来に繋ぐために!」
「皆の笑顔を取り戻すために!」
「愛と平和のために!」
「オーズの運命を取り戻すために!」

これは映司が手を結んだ先でアンクが辿る最後の物語

小説 仮面ライダーオーズ Anything Goes!

2023年3月、noteにて第一話公開予定!

「それが、2人のやりたい事なら…映司くん!」
「アンク!」
「「これを!!!」」

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というわけで3月より、仮面ライダーオーズ Parallel Ankhの続きの物語となる、小説 仮面ライダーオーズ Anything Goes!の公開を始めます!今は詳しい事は何も言えませんが、予告から誰が登場する予定なのかは大体推測できるかと思います!

ただしそれらの人物を出す影響もあり、公開速度がぐんと落ちます。基本は隔週か月一を予定しています。なぜなら前述した様にこの人物がどうだったかという情報を全てインプットした状態で描きたいからです。

そしてこれに関して一点だけご理解頂きたい点があります。この小説を書くにあたり本人出演している映像作品には全て目を通すつもりですが、小説や漫画までは目を通しきれないという事です。例えばこの小説では幸太郎やモモタロスなど電王組が登場しますが、電王の小説は考慮しません。また他にもダブルから翔太郎とフィリップも登場予定ですが、風都探偵での出来事は一切考慮しません。つまりときめも居ない扱いで物語を進行させます。こういう事が他の作品でも起こり得る点だけはご理解いただけますようお願いします

アンクとレジェンド達がどのように絡んでいくのか、そして予告最後に描かれた比奈と信吾の言葉が意味する物とは?是非3月の公開をお待ち下さい!


それでは今回はこの辺で。最後まで目を通して頂きありがとうございました!

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