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【エッセイ】キュビズム展観に行きました

パブロ・ピカソ「女性の胸像」
ファン・グリス「ギター」
ロベール・ドローネー「パリ市」

 キュビズムってやつを見に行ったので、感想をつらつらと書こうと思います。

 まず初めに展示の流れを。
 キュビズムの元祖と呼ばれるセザンヌから始まり、ピカソ、ブラックと言ったキュビズムの大御所に入り、若手キュビスト作品集が続くという感じで展示されてました。

 セザンヌと言えば印象派で有名なので、キュビズムのイメージ無かったのですが、遠近感を無視した様な構図など、確かにキュビズムの要素が見て取れました。
 そこから、キュビズムの大御所ピカソにを見ることになるんですが、これがまぁ尖り散らかしてること!
 初期の作品はまだしも、後年になればなるほど、「一体なんぞや??」感が強くなってくる。
 流石と言えば流石キュビズムの代名詞になる画家だと思わされましたが、それ以上に観るのが難しく、大変でした。
 ピカソ以降のキュビズムに関しては、「ピカソ・ブラックのキュビズムの再解釈」と言った印象が強かったです。お陰でより見やすい印象を受けました。それに各国の画家がキュビズムに参加しだすので、国ごとの雰囲気もまた味わえて良き。

 展示の流れから感想をつらつら書きましたが、総じて言うと、やはりキュビズムは難しい。絵を眺めていると、どうしても知ってる物を探しがちになって、絵の全体のバランスや雰囲気を見損なってしまうこと多々あり、しっかり鑑賞出来たか些か自信がありません。
 それでも楽しい。
 それが芸術鑑賞の醍醐味だと思うことにします。

※写真は一部撮影可能な作品を使用しています

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