Day579 「2人でいるとき、一方が作り出す心象は、他方が同意しなければ完成しない!」
私たちを身体の単位で切り離された個別の存在と見る「バラバラ意識」と、ビッグバンという唯一の原因から生まれたひとつの生命と見る「ひとつ意識」は完全に相反しています。
真相はさておき、2つのうちのどちらかは現実で、もう一方は私たちが作り出す象であることは確定していると思います。
緑の本『グッドバイブス ご機嫌な仕事』でも書いたように、私は「ひとつ意識」こそが現実だと考えています。なぜならば、そちらにいると確信できているとき、私は例外なく揺るぎない平安と、何ものにもじゃまされないしあわせを感じられるからです。
やはり「バラバラ意識」は、私たちが自分を儚い身体だと思い込んだ瞬間に見始める夢のようなものだと思います。
こちらにいる私は、弱くて孤独で、自分を守るために他の身体を攻撃しながら、つながりも切望するという矛盾した生き方しかできません。
「ひとつ意識」にいるときとはすべてが真逆で、まさに悪夢を見ているように、消えることのない恐れや不安を抱いています。
このような両者の違いをふまえたうえで、今日は、
「ひとつ意識にいるあなたが、バラバラ意識をもつ人に出会ったらどうなるか?」
を考えてみましょう。
ヒントは「一方が現実で、他方は心象」という関係にあります。上の問いを次のように変えてみましょう。
「お化け屋敷でエキストラとして働くあなたが、ここには本当にお化けがいると信じている子どもに出会ったらどうなるか?」
どれだけ恐い仕掛けが施されていても、あなたはそれが「作りもの」であることを熟知しています。だとしたら、子どもがどのような心象を見ているとしても、あなたは絶対にその映像を真に受けないでしょう。
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いまをしあわせにする週3ワーク「今日のグッドバイブス」
平日の月水金に、一日を安心して自由に、ありのままの自分で過ごすための提案を贈ります! 将来のことが不安で何も手につかないとき、怒りやムカつ…
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