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【生成AIニュースまとめ】 3/31〜4/6|AI歌声ライブラリ「LAUGH DiAMOND」登場

5分で生成AIを振り返られる、要約ニュースです。
2024年 3/31〜4/6のトレンド生成AIニュース総まとめ。


ChatGPT、サインインなしで利用可能に

OpenAIがChatGPTを、OpenAIアカウントの作成やサインインなしでウェブアクセスのみで利用できるようにする変更を発表した。この変更は全世界で段階的に実施される予定で、ユーザーは自らのデータがモデルトレーニングに使用されることを拒否する選択も可能になる。安全対策が強化され、アカウント保有者にはチャット履歴の保存やカスタマイズなどのメリットが提供される。この変更により、ChatGPTはGoogle検索と同様の利便性を提供するが、「知識のカットオフ日」がある点ではGoogle検索と異なり、最新情報には対応していないことに注意が必要である。
https://japan.zdnet.com/article/35217201/

KONAMI、AI歌声ライブラリ「LAUGH DiAMOND」を発売--人間らしさあふれる歌声を表現

コナミデジタルエンタテインメントは、AI歌唱エンジン「VoiSona」向けに、実在のシンガーの歌声を学習したAI歌声ライブラリ「LAUGH DiAMOND」シリーズを発売した。このライブラリは、人間らしい歌声を表現し、ユニット曲の制作を容易にする。シリーズは、シンガーグループ「LAUGHDiAMOND」の4キャラクターをイメージし、声優の木戸衣吹さん、熊沢世莉奈さん、鈴木杏奈さん、白河みずなさんが声のモデルとなっている。公式サイトでは歌声サンプルを公開し、「ニコニコ超会議2024」に参加する予定である。
https://japan.cnet.com/article/35217214/

音声生成AI「Stable Audio 2.0」が公開、最長3分の曲を作成可能に

最近のAI業界では音声生成AIが注目されており、Stability AIは「Stable Audio 2.0」を発表した。これは画像生成AI「Stable Diffusion」で知られる企業が開発した新モデルで、テキストや音声サンプルから曲やサウンドを生成できる機能を備えている。特に音声から音声を生成する機能やスタイル転換機能があり、アップロードされる情報の著作権を保護するためにAudible Magicの技術を使用している。トレーニングには「AudioSparx」のデータが使用され、44.1kHzステレオ音声で最大3分の曲を生成できる。前モデルと比べて機能が大幅に向上しており、公式サイトで無償で利用可能である 。
https://japan.cnet.com/article/35217333/

OpenAIのAI音声技術「Voice Engine」、アバターサービスのHeyGenが採用

OpenAIは3月29日、15秒の音声サンプルから本人そっくりで感情豊かな音声を生成する「Voice Engine」を発表した。これはマイクロソフトの「VALL-E X」に類似し、短時間で高品質な音声を生成する技術である。現在は限定的なユーザーに提供されており、AIアバターサービスのHeyGenがその一例である。将来的に一般公開される可能性があるが、個人の音声の悪用を防ぐためには、さらなるセキュリティ対策が必要であるとOpenAIは述べている。この技術の普及により、AIによるリアルタイムでの高品質音声生成の可能性が広がっている。
https://www.techno-edge.net/article/2024/04/01/3093.html

有料版「ChatGPT」に「DALL・E 3」の画像編集ツール追加

OpenAIは4月3日、有料版ChatGPT内で画像生成AI「DALL・E」を使用する際、新たに画像編集ツールを利用可能にしたと発表した。この機能はWebとモバイルアプリの両方で使用できる。有料版ChatGPTでは、DALL・E 3をプラグインとして昨年10月から提供しており、プロンプトを入力することで文章から画像を生成できる。新しい編集ツールを使用すると、生成された画像の特定の部分を選択して編集でき、素材の変更やスタイルの調整が可能になる。スタイル設定は、DALL・Eを選択した初期画面で、アスペクト比の変更と共に行うことができる。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2404/04/news088.html

Amazon、AI企業「Anthropic」に6000億円投資

Amazonは、AI開発企業Anthropicに27億5000万ドルを追加投資し、総額40億ドルに達しました。この投資はAmazonの大規模言語モデル開発の野心の一環で、Amazon Web Servicesを通じたAIチャットボットとチップ開発を推進することを目的としています。Anthropicの「Claude」と競合する「Olympus」モデルを開発中のAmazonは、2024年半ばまでにAnthropicを上回ることを目標にしていますが、現時点でAnthropicの方が優れているとされます。この提携にはAccentureも参加し、AWSを介してAnthropicのAIモデルへのアクセスを提供します。
https://gigazine.net/news/20240401-amazon-ai-race-anthropic-olympus-claude/

NTTドコモ、生成AIを活用した学習マンガ事業「LearningToon」をスピンアウト

NTTドコモは、社員が発案した学習マンガサービス「LearningToon」をスピンアウトし、新会社SUPERNOVAを設立すると発表した。このサービスは、スマホ向けに最適化された縦読みフルカラーマンガを提供し、ビジネススキルや金融、政治などの知識をストーリー性重視で楽しみながら学べる。2024年夏にアプリ版とWEB版を提供予定で、社員研修コンテンツを先行し、個人向けコンテンツも展開する。SUPERNOVAは、生成AI「Stable Diffusion」とクリエイターによる制作を組み合わせ、マンガ制作の効率化とクオリティ向上を図り、クリエイターの雇用創出にも貢献する計画だ。
https://japan.cnet.com/article/35217186/

Instagram、Facebook、ThreadsのAI生成画像のラベル表示、5月から本格化

米Metaは4月5日、Instagram、Facebook、Threadsに投稿されたAI生成画像に「Made with AI」ラベルを5月から表示することを発表した。この措置は、AI画像指標が検出された場合やユーザーがAI生成であることを明示した場合に適用される。2月にラベル表示の導入が発表されて以降、Metaの監視委員会のフィードバックに基づきメディアポリシーが更新されることとなった。新ポリシーでは、GoogleやOpenAIなど複数のAIツールで生成された画像にラベルが付され、7月からはAI生成コンテンツのモデレーション方針が変更され、コミュニティガイドラインに違反しない限り削除を停止する。ただし、いじめや選挙介入など特定のポリシー違反には引き続き対応される。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2404/06/news050.html

OnePlus、写真から邪魔な物を消す「AI Eraser」機能を発表

OnePlusは、写真から不要な物体を消去するAI機能「AI Eraser」を発表した。これはGoogleの「Pixel」とサムスンの「Galaxy」に続く動きで、OnePlus 12などの選択されたデバイスに4月から提供される。AI Eraserは独自モデルを使用し、写真の背景を自然に修復できる。OnePlusはこれまで生成AIを前面に押し出していませんでしたが、年内に更なるAI機能を導入予定だ。サムスンやGoogleも同様のAI編集機能を提供しており、生成AIは今後のスマートフォンで重要な役割を果たすことが示されている。IDCは、「次世代AIスマートフォン」の出荷台数が2024年には1億7000万台に増加すると予想されている。
https://japan.cnet.com/article/35217419/

角川ドワンゴ学園、N高・S高にChatGPT-4を利用した専用AIチャットシステムを導入

角川ドワンゴ学園は、N高等学校およびS高等学校の普通科生徒に対し、Azure Open AI serviceのChatGPT-4、DALL・E 3を用いたAIチャットシステムを導入すると発表した。この導入は、学習効率の向上と社会に求められる経験の提供を目的としている。同学園は、これまでにもAIを活用した教育プログラムを実施しており、バーチャルリアリティやメタバースなど最先端テクノロジーの導入に積極的である。この新しいシステムは、Slack上で利用可能であり、生徒たちが安心して使用できる環境の提供を目指している。また、生成AIの利用に関する生徒向けガイドラインを提供し、AI共生委員会の発足や創造性に関する特別授業の開催も予定している
https://japan.cnet.com/article/35217344/

米Yahoo、Instagram創業者らの新興企業Artifactを買収

米Yahooは4月2日、AIを活用するニュースアプリを開発した新興企業Artifactを買収したと発表した。この取引により、Artifactの技術がYahooの製品に統合される見込みであるが、具体的な買収条件は公開されていない。Artifactは、Instagramの共同創業者によって立ち上げられ、個々の閲覧習慣に基づいたニュースを提供するAI機能を有していた。しかし、期待された市場機会の拡大には至らず、提供を終了していた。YahooはArtifactの推薦エンジンを「Yahoo News」などのサービスに統合する計画であり、Artifactアプリの独立した提供は行わない方針である。Artifactの従業員は、既に他への転職または退職を予定しているという。 ​​
https://japan.cnet.com/article/35217261/

インテル、マイクロソフトのCopilot AIはPCローカルで実行可能になると述べる

マイクロソフトのCopilot AIは、将来的にクラウドではなくPCのローカル環境で主要機能の多くを実行可能になる見通しである。台北で開催された「Intel AI Summit」でのインテルの幹部の発言によれば、次世代プロセッサに搭載される高速NPUにより、Copilotの多くの要素がローカルで処理できるようになるという。この変革は、キーボードにCopilotキーを備え、NPUを内蔵することを特徴とするAI PCの新たな時代を示唆している。現行のCopilot処理はクラウド上で行われているが、ローカルでの処理への移行により、パフォーマンスの向上及びプライバシー保護が期待される。インテルは次世代プロセッサのNPU性能として40TOPSを目指しており、これがAI PCの新たな基準となる可能性がある。
https://www.techno-edge.net/article/2024/03/31/3082.html

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以上、先週の振り返りニュースでした。
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