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【生成AIニュースまとめ】 3/3〜3/9|ChatGPT、音声読み上げが可能に。

5分で生成AIを振り返られる、要約ニュースです。
2023年 3/3〜3/9のトレンド生成AIニュース総まとめ。

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1. Adobe、生成AIや動画編集を統合した新アプリ『Adobe Express』をリリース

アドビがAdobe Fireflyの生成AIとモバイル編集機能を搭載した「Adobe Express」モバイル版アプリ(ベータ版)をリリースした。このアプリは、「生成塗りつぶし」や「テキストから画像生成」、「テキスト効果」などのFirefly機能と動画編集機能を統合している。SNS投稿、ポスター、チラシ作成に活用でき、アプリ内で動画編集や投稿予約が可能。Adobe FontsやAdobe Stockのアセットにアクセスできる。クイックアクションで編集や背景削除ができ、投稿予約機能とブランドキットで効率的なコンテンツ制作を支援する。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1574699.html

2. "Anthropic"、最新AIモデル「Claude 3」を公開--複数分野で「GPT-4」を上回る

AIスタートアップのAnthropicが生成AI「Claude 3」をリリースした。このモデルは、OpenAIの「GPT-4」やGoogleの「Gemini 1.0 Ultra」を上回る性能を持ち、3つのモデル「Opus」「Sonnet」「Haiku」が提供される。特に「Opus」モデルは応答速度が向上し、複雑なタスクで高い理解力と流暢さを示す。Claude 3は、正確性が向上し、有害な質問への回答拒否が減少している。利用者は無料版で「Sonnet」モデルを試し、月額20ドルの「Claude Pro」プランで「Opus」モデルにアクセスできる。AnthropicはGoogle Cloudとの提携を通じて、計算能力やシステム構築環境を提供している。
https://japan.zdnet.com/article/35216049/

3. GPT-4超えをアピールする"Claude-3"、AIで初めてIQ100超えを達成

レポーターのマキシム・ロット氏が、LLMベースのAIチャットボットにIQテストを実施した結果、Anthropicの「Claude 3」が人間の平均IQ値100を超える101という推定IQを記録した。他のAIでは、ChatGPT-4が85、MicrosoftのBing Copilotが79、GoogleのGeminiが77.5と続く。このテストはAIの知能進歩を示す指標と見られているが、Claude 3が人間を超えたことを意味するわけではない。ロット氏は、AIが単なる大規模データベースではなく、実際の知性を持つ可能性を示唆している。
https://gigazine.net/news/20240308-claude-3-chat-gpt-iq-test/

4. Microsoft、AI機能を強化した"Surface Pro 10"と"Surface Laptop 6"を2024年3月下旬に発表する可能性

Microsoftは2024年3月21日に「Surface Pro 10」と「Surface Laptop 6」を発表予定である。Surface Pro 10は、OLEDディスプレイ、超広角カメラ、NFCリーダーを搭載し、AI性能向上のため「Core Ultra」NPU SoCを採用する。Surface Laptop 6は新デザイン、触覚タッチパッド、USBポート変更が特徴で、「Copilotキー」と「Snapdragon X Elite」SoCが搭載される。両機種はWindows 11のAI機能に対応し、文字起こし、翻訳、ゲームアップスケーリングが可能である。また、「AI Explorer」アプリを通じて自然言語による検索が行え、パフォーマンスとバッテリー持続力が向上している。
https://gigazine.net/news/20240306-microsoft-surface-pro-10-laptop-6/

5. 「ChatGPT」、音声読み上げが可能に

OpenAIのChatGPTに「Read Aloud」機能が追加され、応答を音声で読み上げることが可能になった。モバイルアプリで利用可能で、ウェブサイト上では段階的に導入されている。ポップアップメニューから読み上げ機能を起動し、読み上げ速度の調整や声の選択が可能である。過去の応答の音声再生にも対応し、音声のオプションが豊富でカスタマイズ可能である。競合との差別化のため、OpenAIはChatGPTの機能強化を継続している。市場にはMicrosoftの「Copilot」、Googleの「Gemini」、Anthropicの「Claude AI」などが存在し、ChatGPTの継続的な強化が求められる状況である。
https://japan.zdnet.com/article/35216106/

6. 生成AIの認知度は約9割、「ChatGPT」は73.8%、「Bing」は37.3%--ドキュサインが調査

ドキュサイン・ジャパンの調査によると、ビジネスパーソンの約9割が生成AIを知っており、中でも「ChatGPT」の認知度が73.8%と最も高い。生成AIに対しては、「業務効率・生産性を高める」というポジティブなイメージが多く、新しい仕事の創出にも期待されている。しかし、約2割の人々は「人間の仕事を奪う」「何となく怖い」と感じており、AIに対する懸念も存在する。業務での利用状況は、31.9%が利用しており、25.6%が試験的に利用中である。生成AIは文章作成やプログラムコードの作成での利用が多いが、クリエイティブ領域では利用が限定的である。将来的にAIの利用が拡大する余地があるが、利用していない人も24.1%おり、懐疑的な見方や業務利用の障壁も指摘されている。
https://japan.cnet.com/article/35216025/

7. 空飛ぶAIカメラ"HOVERAir X1 Smart"、先行販売開始。99gでドローン登録不要、リモコン操作も不要で手軽に空撮

Zero Zero Roboticsが99gの超小型ドローン「HOVERAir X1 Smart」を発表した。操作は不要で、ボタン一つで自動追跡やシネマティック動画を撮影する。SnapdragonプロセッサとAI画像認識を利用し、最大2.7K解像度での撮影が可能。動画はスマホアプリへ無線で転送される。本体は軽量で持ち運びが容易であり、安全な設計のローターを備えており、落下や衝突に強い。操作はボタン一つで完結し、スピーカーが操作を案内する。10分間飛行可能な交換式バッテリーと充電バンクが付属している。本体サイズは約14 x 11 x 2.7cmで、日本の規制に対応し免許・登録不要だが、飛行禁止区域の規制が適用される。
https://www.techno-edge.net/article/2024/03/07/2923.html

8. "Google Gemini"と"Stack Overflow"のナレッジが統合。 "Stack Overflow"は生成AI新サービスを提供

Google CloudとStack Overflowは戦略的提携を発表し、開発者支援を強化するAI機能を共同開発する。Stack Overflowは、AI活用新サービス「OverflowAI」を強化し、検索結果精度向上、コンテンツ要約、チャットによる質問応答などを提供する。Google Cloudは、開発支援AI「Gemini for Google Cloud」にStack Overflowの知識を統合し、コード補完、脆弱性指摘、自然言語による質問応答などをより詳細かつ正確に行う。AI回答には関連投稿への帰属表示を義務化し、AI回答の信頼性確保とコミュニティ貢献尊重を両立する。この提携により、開発者は膨大な知識と最新のAI技術を活用し、効率的に作業を進められるようになる。
https://www.techno-edge.net/article/2024/03/04/2895.html

9. 人型ロボット開発企業「Figure」がMicrosoft・OpenAI・NVIDIAなどから1000億円を調達し評価額は3900億円に到達

humanoid robot company Figure が、Microsoft、OpenAI、NVIDIA などから 10 億ドルの資金調達を実施した。Figure は、この資金をロボット向けの次世代 AI の開発に充てる。同社のロボットは、すでに動画を視聴して学習することができ、OpenAI と共同で言語処理能力の向上に取り組んでいる。Figure のロボットは、コーヒーを淹れたり、コンテナを運んだりといったタスクをこなすことができる。また、人間の指示に従って、さまざまな作業を支援することもできる。Figure は、ロボットが人間の生活をより豊かにする存在になることを目指している。
https://gigazine.net/news/20240304-figure-robot-openai-microsoft-nvidia/

10. AIによる著作権侵害を調べる"Patronus AI"、GPT-4の出力の44%が著作権で保護されたコンテンツであることを判明

元Metaの研究者が設立したPatronus AIが、生成AIの著作権侵害を調査。OpenAIのGPT-4が著作権で保護されたコンテンツの出力が最も多いことが判明。Goodreadsの著作権保護書籍を用いたテストで、GPT-4は書籍の本文を完成させる確率60%、書籍の一節出力確率25%、全体の著作権侵害確率44%となった。Claude 2、Llama 2、Mixtralもテスト対象で、それぞれの著作権侵害出力確率は異なる。Patronus AIは、すべてのLLMが一定程度著作権侵害をしていると報告。OpenAIは現在の著作権状況下ではAIモデルのトレーニングに著作権素材の使用を避けられないと述べている。
https://gigazine.net/news/20240307-patronus-ai-copyrightcatcher-gpt-4-copyright-infringement/


▼X(twitter)のポストまとめ

以上、先週の振り返りニュースでした。
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