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Stable Diffusion 基礎

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Stable Diffusionの操作説明のメモです。
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#AI画像生成

生成の品質を簡単に高める『Embedding』の使い方 |Stable Diffusion

Embeddingとは?『Embedding』は、長文のネガティブプロンプトの記述を省くことができる追加学習機能です。 Embeddingを使うことで、簡単に手の崩れや悪い品質の生成を避けることができます。 👇上側がEmbeddingを使わずに生成した画像で、下側がEmbeddingのモデルを使用して生成した画像になります👇 EmbeddingのダウンロードCIVITAIのサイトからEmbeddingのファイルをダウンロードします。👇 ①CIVITAIページの右上「Fi

高画質化のやり方 / Stable Diffusion

Stable Diffusionで高画質化(アップスケール)するやり方のメモ。 以下の3つのアップスケール方法を比較してみた。 Hires.fix MultiDiffusion Extras ①Hires.fixの使い方画像の破綻や画質の劣化を抑えて、高解像度の画像を生成することができる。 もとから導入されている機能で、拡張機能をインストールする必要がない。 また、元絵を一番忠実に再現しながらアップスケールしてくれる。 使い方の流れ Hires.fix(高解像度

アニメーションの作り方 / Stable Diffusion

Mov2MovとControlNetを使ってアニメーションを制作する方法のメモ。 『mov2mov』は、既存の動画からAI動画を生成できる技術のこと。 Mov2Movのインストール方法拡張機能 → URLからインストール → 拡張機能のリポジトリのURLに、 https://github.com/Scholar01/sd-webui-mov2mov を入力して、インストールボタンを押す。 設定タブをクリック 左側メニューからControlnetをクリックし、「他の

比較画像を作れる"スクリプト"の使い方 / Stable Diffusion

下記のような比較画像が作成できる「スクリプト(script)」の使い方メモ。 一度にまとめて比較できるので、とても便利。 スクリプトには3つの機能がある。 ①プロンプトマトリックス図(Prompt matrix)異なったプロンプトの比較画像が作れる機能。 このスクリプトを使用する時には、プロンプトにパイプライン(|)を使用する。 ▼ プロンプトの例↓ 「ブロンドヘア」と、「黄色い花を敷き詰めた背景」のプロンプトを追加した。 この場合、以下の4パターンの画像が生成される