比較画像を作れる"スクリプト"の使い方 / Stable Diffusion
下記のような比較画像が作成できる「スクリプト(script)」の使い方メモ。
一度にまとめて比較できるので、とても便利。
スクリプトには3つの機能がある。
①プロンプトマトリックス図(Prompt matrix)
異なったプロンプトの比較画像が作れる機能。
このスクリプトを使用する時には、プロンプトにパイプライン(|)を使用する。
▼ プロンプトの例↓
「ブロンドヘア」と、「黄色い花を敷き詰めた背景」のプロンプトを追加した。
この場合、以下の4パターンの画像が生成される。
実際の生成画像↓
プロンプトの種類を選択
ポジティブプロンプトか、ネガティブプロンプトで比較する画像を作るか、どちらか選択ができる。
画像ごとに異なるシードを使用
チェックを入れると1枚ずつ異なるシード値が振り分けられる。
イラストを固定したい場合はチェックを入れない、イラストに大きく変化を与えたい場合はチェックを入れる。
結合の区切り文字を選択
「スペース」を選択すると、
〜〜〜, blonde hair, Yellow flowers laid on the backgroundの場合、
〜〜〜, blonde hair Yellow flowers laid on the backgroundになり、カンマが無くなり結合される。
②ファイルまたはテキストボックスからプロンプトを入力(Prompts from file of textbox)
テキストファイルまたは、テキストボックスから一括で実行できる機能。
テキストボックスに比較したいプロンプトを入力する。次のプロンプトを入力する時に改行をする。
生成結果↓
③X/Y/Zプロット(X/Y/Z plot)
パラメーターの違いが一目で分かる画像を、X軸・Y軸・Z軸で生成してくれる機能。
▼ X軸はモデルで比較する場合の例
スクリプト「X/Y/Z plot」を選択
↓
下記画像①の「X軸の種類」から"Checkpoint name"を選択
↓
下記画像②の「X値の値」からモデルを複数選択する
下記のように、3種類のモデルが比較できる画像が生成される↓
▼ Y軸はステップ数で比較する場合の例
「Y軸の種類」から"Steps"を選択
↓
「Y軸の値」に、カンマとスペースで数値を区切って入力する
X軸はモデル、Y軸はステップ数の比較画像が生成される↓
▼ Z軸はCFGスケールで比較する場合の例
「Z軸の種類」から"CFG Scale"を選択
↓
「Z軸の値」に、カンマとスペースで数値を区切って入力する
生成結果↓
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