小さな暮らしは、人生を好調にする

小さな一戸建てに引越したのを機に、物を減らし、小さな暮らしを楽しんでいます。かれこれ20年ほど。そんな小さな暮らしをして、良かったことを改めて書いてみようと思います。

物に人生を翻弄されないように

小さな暮らしは、物が少ないので、物に人生を翻弄されません。どういうことかというと、ジャケット１つでも、洗濯して、畳んで、収納して、ときどき着るようにして、ときにはクリーニングに出して、と管理が必要になります。物を持っているということは、それだけ時間がかかり、収納場所が必要で、コストがかかるもの。物が少ないということは、その分、それらの負担から解放されるということです。

小さな家なら何なくコストダウン

特に、小さな家はコストがぐんと減らせます。賃貸なら家賃が安くすみます。持ち家なら購入金額そのものも安いですし、固定資産税も安く、リフォームのお金も基本的(広さで金額を出す為)には安くすみます。

2022年から光熱費がぐんとアップし、エアコンや床暖などの費用も跳ね上がっています。ひと月の電気代が3万円、4万円という話を聞きますが、我が家は今のところ１万円位。固定資産税も10万円もしません。金額的な縛りが少ないということは、それだけ自由度も増えます。

実は、小さな家って居心地がいい

小さな家というのは、けっこう居心地がいいのです。物を増やさなければ、スッキリしていて、思っているより広々しています。リビングにテーブルだけでソファーも置いていない我が家では、大人がのり巻のようにゴロゴロできる(しなくてもいいのですが･･･)スペースがあります。我が家の何倍もあるようなリビングでも、ソファーや物にあふれていると、そんなスペースすらとれないお家も多いようです。

小さな暮らしは自分の人生に集中できる

小さな暮らしは、時間を生み、お金を残し、スペースを生み、心を豊かにしてくれます。そうすると、人は本来その人がやりたいと思っていたことに集中できます。私の場合なら、自分のビジネス、会社経営など。お子さんの場合なら、勉強やスポーツ、趣味など。小さな暮らしをしていると人生が好調に回り始めるのは、自然なことなのかもしれません。

もちろん、大きな家でたくさんの物に囲まれて、どんどん夢や目標を実現していく人もいます。私の周りにも、そういう方々はいます。ただし、それにはその人の器やパワーが必要です。再現性の高さでいうと、小さな暮らしで成功する方が簡単です。

私は、小さな暮らしで幸せを感じながら、価値ある仕事をしていきたい。お客様やスタッフのたくさんの笑顔に会いたい。今月も十分すぎるほどのたくさんのご案件をいただき、数百人の方々にお会いする機会をいただいているので、日々コツコツといいものをご提供できたらと思っています。