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小さな暮らし、生活家電の必要性について考える <スペースとお金>

正直、家電は好きです。特に、デザインのいい家電をみていると、心が洗われるような気持ちになりますし、なにより便利です。

けれど、小さな暮らしをする上で家電はけっこうやっかいもの。現在、我が家には、炊飯器、レンジ、大画面テレビ、コーヒーメーカー、パン焼き機などはありません。(テレビは小さいものが2つで、1つは地レジでないので、そのうち廃棄する予定)。

そこで、今回は生活家電が少ないとどんなメリットがあるのか、まとめてみました。

生活家電が少ないメリット「スペースがいらない」

おしゃれな暮らしをしているお宅では、炭酸メーカー、ブレンダー、卓上ホットプレート、エスプレッソマシーンなどは、必須アイテムのようですね。反面、小さな暮らしをしようと思うと、生活家電(特にキッチン家電)はスペースをとり、使った後のお手入れもあって、便利なのか、面倒なのか、わかりません。

現在、我が家のキッチン周りの家電は、中型の冷蔵庫(300L未満)と、使う時だけ出すミニオーブンとホットプレートのみ。狭いキッチンもスッキリして見え、お掃除もラクです。ただし、優柔不断のくせにデザインにはこだわりますので、選ぶのに1~2年ほどかかることがあります(汗)

生活家電が少ないメリット「お金がかからない」

スペースの問題だけでなく、小さな暮らしをする上で家電の値段も重要だと考えています。常に最新で、フルスペックで、ビッグサイズの必要はないかと。(最近、お金ネタが多くて、節約ブログのようになっていますが・・・汗)。

そもそも、年々家電が高くなっていると思いませんか? 炊飯器10万円、洗濯機20万円、掃除機5万円なんていうのも、めずらしくありません。それは、なぜか。日本の人口が少なくなっているので、1つ1つの単価を高くしなければ、メーカー側も採算がとれないためです。だから、あれこれ機能をつけて新商品として発売しています。

たとえば、炊飯器を例にとると、高級炊飯器が目指すのは「釜で炊いたような~」とか「土鍋で炊いたような~」ご飯です。じゃ、最初から土鍋や直火(ガス)で炊けばいいんじゃない?というのが、私の考えです。

実際、今はご飯専用のステンレス鍋でご飯を炊いているのですが、しっかり浸水をしておけば炊く時間は20分ほど、最近のガス台にはお米を炊くスイッチもあるので、それを押しておけば火加減もしてくれます。(それがなくても、ちょっとコツをつかめば誰でも美味しく炊けます)。何がいいかって、炊飯器特有の匂いとか、時間がかからない点。鍋なので、使う度に丸ごと洗えて清潔です。しかも、見た目も美しい総ステンレス製なので一生モノですよ、奥様(笑)。かれこれ10年近く使っているお鍋(1万円以内)なので、2回高級炊飯器を買っていたとしたら、20万円ほどお金がかからず、トータルで19万円得したことになります。(せこくてすいません!)

洗濯機も、以前は絶対にドラム式の洗濯機がいいと思っていましたが、古くなると家中が揺れるので、今は縦型洗濯機です。しかも乾燥機能ナシにしたので3万円弱で買えました。(真っ白な箱という感じで、デザインがいい)。私からすると、高級ドラム式洗濯機って、どういうこと!?と思ってしまいます。また、機能がシンプルな家電ほど壊れにくいと感じますね。(どの生活家電も、気づけば10年選手です・・汗)

大きな冷蔵庫(20万円~)も、3人家族の我が家には無縁だったので、デザインが気に入った中型のもの(10万円弱)を買いました。大型の方が電気代が安いというのは確かにありますが、その差を埋めるのに何年かかるだろうかと。大きなテレビも、各自のタブレットで好きな動画(私はアベマ、夫はプライム、子どもはYouTube)を好きな場所で見るので不要。テレビは夕食時に少しつける程度です。

生活家電が少ないデメリットも、ある!

生活家電といわれると、なんか買って当たり前。高級なほどいい、と思いがちですが、本当に買う意味があるのか、今の暮らしに必要なのか、コスパにあっているのか、一度立ち止まって、考えてみる必要があると思います。高級家電に使わずにすんだお金は、我が家では旅行か投資につかいます。どちらも無形の価値があるもので、小さな暮らしを好む我が家にはぴったり。

最後に、生活家電が少ないデメリットについては、「ほとんどの人に共感してもらえない」ということです(笑)。私もこれまで「不便じゃない?」「便利なものは使わなきゃ」というお言葉、ありがたくいただいております。やっぱり、人は最新で、高級で、大きなものに囲まれたいという欲求がある生き物です。だからこそ人にわかってほしいとは思わず、淡々と自分が好きな生活家電を取捨選択していくのが大事ですよね。


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