これからはエコタンク?
こんにちは。コミュニケーションアドバイザーのこてつです。
みなさんはご家庭で、どんなプリンタを使っていますか。最近、在宅勤務が増加し資料を印刷するようになったことや、子供がオンライン授業で使うプリントを印刷するようになったことなどを理由に、プリンタの購入を検討している人が増えているようです。これまで家庭用プリンタと言えばカートリッジ型が主流でしたが、数年前から大容量インク型が少しずつ増えてきました。
こてつ自身も1年半くらい前から大容量インク型に注目しておりました。ちょうど昨年末の年賀状シーズンに、これまで使っていたカートリッジ型のプリンタが壊れたので、大容量インク型に買い換えた次第です。今回は実際に使ってみての評価も含めて説明します。
大容量インク型とはどのようなプリンタかというと、プリンタにインクを入れるタンクがついており、インクの入ったボトルからインクを流しこみます。ボトルに残ったインクは保存しておき、インクがなくなった際に追加補充することができます。なぜ大容量インク型が注目かというと、プリンタ本体は少し高いのですが、印刷のランニングコストが4分の1程度になるメリットがあるからです。EPSON社のホームページを見ると、A4カラー印刷するのにカートリッジ型だと13.2円/枚、大容量インク型だと3円/枚になるそうです。実際に使ってみましたが、一度補充して満タンにしておくと、当分の間(少なくともカートリッジ型の2倍)使える感覚です。EPSON社の場合、補充するボトル1本が660円、カートリッジ1本が1,320円です。これだけでも2倍の価格差があります。このことからもランニングコストが4分の1程度になるというのは、概ね合っていると思います。
こてつは、この大容量インク型のプリンタを購入するにあたり、1点懸念事項がありました。それは、タンクにインクを補充する際にこぼれてしまうのではないかということです。実際、ボトルをタンクに立てた形で差し込んで補充するのですが、不思議とタンクが満タンになると止まる構造になっていました。そのため、ボトルにインクが残っていても溢れたりしません。結局、こてつの心配は杞憂に終わりました。
ちなみに、こてつが購入したのはEPSON社のEW-M754TBです。もともとカートリッジ型のプリンタを10年ほど使っていたので、そのプリンタと比較すると随分進化しておりました。便利だと思ったのは以下の点です。
・インクは5種類でうち1つが顔料の黒インクになっており、文字だけを印刷する場合、非常に早く印刷することができます。
・両面印刷や1枚の用紙に複数ページを印刷することが可能です。
・印刷物を受けるトレーが自動で出てくるので、プリンタから落ちたりしません。
・スマホを使ってプリンタの設定をすることができます。
最後に、タイトルにある「エコタンク」はEPSON社の登録商標のようで、ホームページではカートリッジ方式、エコタンク方式と呼んで比較しています。一方、Canon社はこれに対抗して「ギガタンク」という名称にしています。また、ホームページでは特大容量インクタンク搭載複合機と呼んでいて、EPSON社より、さらに大量に印刷する方をターゲットにしているようです。今回、「エコタンク」や「ギガタンク」を含む名称として「大容量インク型」としましたが、まだ決まった言い方はなさそうなので、1年後には異なる名称になっているかも知れません。名称はどうあれ「大容量インク型」のプリンタはお勧めです。プリンタの買い換えを検討されている方は、ぜひ候補にされてはどうでしょうか。
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